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今週はG1・皐月賞が中山競馬場で行われる。
今年は人気が割れそうだが、まずは唯一重賞2勝を挙げているグランデッツァが出走したスプリングS組から。
道悪ではあったが、前半3F37.5秒のスローペース。ディープブリランテを前に見ながら絶好の位置取りで進められたことはあるが、終始外を回って1馬身以上の差をつけており完勝である。
今回も高い評価が必要だが、大型馬のため大外枠に入ったのはマイナス。上位争いは必至だが、外を回って届かずの展開も考えておきたい。
ディープブリランテは共同通信杯同様抑えがきかなかった。直線いったんは鋭い脚を見せたが、最後脚色が鈍ったところも同じ。短期間で気性面の成長を求めるのは厳しいが、今回は逃げ宣言のメイショウカドマツが内から行ってくれるケースがが想定できるため、折り合いがつく可能性もある。そうなると一瞬の脚を持つこの馬の決め手と、鞍上は魅力である。
3着以下はさらに3馬身半以上離されており、逆転までは厳しい。
しかし、安藤勝騎手で一発を狙うロジメジャーは決め手がある。またマイネルロブストは大敗したとはいえ、道悪のためスプリングSを度外視すればG1・2着馬である。2歳時にはグランデッツァ、ゴールドシップと好勝負しており、馬場状態が回復すれば巻き返す可能性はある。
グランデッツァと人気を分け合いそうなのが若葉Sを勝ったワールドエース。逃げたメイショウカドマツが2着に粘る展開を後方から強引に差し切った内容は高い評価が必要である。ただし、中山コースが決して向くとはいえず、取りこぼしの可能性も十分にある。馬券圏外に飛ぶことはないかもしれないが、軸にするには危険。
メイショウカドマツは絶好の展開だったが、相手が悪かった。今回はゼロスとの兼ね合いだが、マイペースでいければ2頭で直線沸かせるケースも想像できるが、過去2戦コスモオオゾラに力負けしておりよほど展開がはまらない限り粘りきるのは難しいと判断する。
一方の弥生賞は9番人気のコスモオオゾラが差し切りと荒れたレースとなった。
好位から直線前が空くと一気に抜け出し2着トリップに1.1/4馬身差をつけ、この馬の内容自体はケチのつけようがない。
また2着のトリップも内々で脚をため直線いったんは抜け出す内容でこちらも力を出し切った。
しかしながら、このレースは有力馬が前が詰まる不利があり力を発揮できておらず、スムーズにレースを進められた上位馬に高い評価をするのは危険でもある。
また、不利を受けたアダムスピークはラジオNIKKEI杯2歳Sでゴールドシップ、グランデッツァ、トリップを抑えて勝っており度外視すれば、皐月賞で巻き返す可能性は十分にある。しかしながら一度崩れたリズムは簡単に戻るものではなく、今回は押え程度の評価としたい。
共同通信杯以来となるのはゴールドシップ。逃げたディープブリランテをゴール前で捕らえると、さらに1.3/4馬身差をつけた。上がり3Fは33.2秒を使っており決め手を見せつけた。上位人気馬とも好勝負をしており、もちろんここでも主役の1頭である。安定感も抜群で、当日の馬場が回復すれば最有力の1頭とみている。
3連複ボックス
02、06、09、14、18
他当日の馬場状態、気配次第で03、11、17の内から1頭。