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今年で7回目を数えるヴィクトリアマイル。
07年勝ち馬コイウタの12番人気、09年2着ブラボーデイジーの11番人気をはじめ、伏兵馬の台頭も見られるだけに人気の盲点をついた馬には注意が必要。
阪神牝馬S組からは10頭が登録。
1着クィーンズバーンは先手を奪っての逃げ切り勝ち。
先手を主張すると思われたフォーエバーマークが抑えたことでマイペースで気分良く行けたことが勝因。前半34.9秒で上がり35.5秒と展開に恵まれた。G2を勝っての挑戦だが強気にはなれない。東京コースに替わることで、展開に恵まれない限り再度の好走は難しい。ただし、今週からBコースになるため、当日の馬場状態次第では押え程度の評価はありえる。
2着マルセリーナは前残りの展開を中団からしっかりと伸びてタイム差なしのクビ差まで迫った。勝ち馬とは2キロの斤量差があったが、今回は同斤量55キロとなり逆転することは濃厚。田辺騎手に乗り替わることとなり、ある程度前目の位置につけることも予想でき、重い印が必要である。
3着フミノイマージン、4着エーシンリターンズは後方から外を回って追い込んだ。コースロスを考慮すると内容的には勝ち馬と遜色ない。ある程度高い評価が必要。
1番人気スプリングサンダーは好位の内をついたが伸び切れなかった。展開的には向いていただけに物足りない内容だったが、人気が落ちる今回はもう少し脚を溜める競馬もできるため、積極的に狙ってみたい。
連覇を狙うアパパネは中団から伸びず8着。休み明けは走らないタイプだけにガラリ一変もありえるが、阪神牝馬Sの内容を見る限り完調とはいかない可能性も高い。当日の気配次第では馬券から外すことも考えたい。
レディアルバローザも見所のない内容だったが、前年の3着馬であり自在性のある脚質を考慮し、押え程度の評価はしておく必要がある。
変わって福島牝馬Sからは5頭が登録。
勝ったのは先団から抜け出したオールザットジャズ。前半3F34.0秒で先行馬にはきつい流れになったが、1頭だけ横綱相撲で押し切った内容は評価できる。昨年の暮れから完全に本格化しておりいっきのG1制覇もあり得る。
3着アカンサス以下はなだれ込んだ競馬でありG1の舞台で通用する可能性は低い。
ダービー卿CT6着からの参戦はアプリコットフィズ。昨秋は重賞連続2着、OP特別1着と安定した成績だったが、今年は2戦して凡走が続いた。好不調の波が激しい馬で評価が難しいがいい頃の伸び脚が見られておらず、当日の気配次第で押え程度の評価にとどめたい。
昨年4着のグランプリエンゼルは高松宮記念6着からの参戦。前走で引退のプランもあったが、先延ばししての出走で勝負気配はある。昨秋からは大崩れなく堅実なレースをしており、勝ち切るまではなくとも連下ならありえる。
3連複ボックス
マルセリーナ、オールザットジャズ、スプリングサンダー、フミノイマージン、エーシンリターンズ
当日の馬場状態で前残り優勢であればクィーンズバーン、レディアルバローザのいずれか。差しが決まるようであればアパパネ、アプリコットフィズ、グランプリエンゼルのうちいずれか1頭を加え6頭ボックス、10点買い。