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今週は牝馬クラシック第2弾、オークスが行われる。
まずは桜花賞組から。
11頭が登録してきたが、下位の馬は勝負付けが済んでおり巻き返しは困難。
前半3Fは34.9秒と落ち着いたペースとなり馬群は一塊。勝ち馬ジェンティルドンナは10番手ほどを追走していたが、それほど前との差はなかった。それでも外を回りながらラスト3Fはメンバー最速の34.3秒で上がっており内容的には完勝であった。距離が延びてどうか。これ1点に尽きるが、桜花賞での最後の切れ味はマイラーのものであり、オークスではもう一つ伸びを欠くシーンもありえる。超スローになっての切れ味勝負になれば2冠も見えるため無視はできないが、あくまで相手候補の1頭とする。
2着に敗れたヴィルシーナは早めに仕掛けたところをジェンティルドンナの切れ味に屈した。勝ちに行っての惜敗であり、内容は濃い。初騎乗だった内田騎手だが、1度乗ったことでこの馬の反応を確かめられたことで、今度は脚を溜めることもできる。2000mのエリカ賞では牡馬を完封して勝っており実績があるのも心強い。乗り替りとなるジェンティルドンナを逆転する可能性も高い。
3着アイムユアーズはいったんヴィルシーナに並んだものの、最後は突き放された。止まり方を見る限り距離延長は厳しそうだ。
5着メイショウスザンナはもう少し先行するかと思われたが、勝ち馬と同じような位置取りからとなった。しぶとく伸びてはいるが、瞬発力勝負では分が悪かった。逃げに近い形で先行してしぶとさを活かせれば上位争いの可能性もある。ただし、勝ち馬からは0.5秒離されており逆転までは難しい。
変わってフローラSからはミッドサマーフェアを含め6頭が登録。
勝ったミッドサマーフェアはいつでも抜け出せる手応えで終始余裕の内容でありながら後続に2馬身半の差をつけた。逆に2着以下の馬はよほどのことがない限り逆転までは難しい。あとはミッドサマーフェアと桜花賞組との力関係になる。2月のクイーンSではヴィルシーナに0.6秒差をつけられ完敗しているが、上がり3Fは勝ち馬を上回っていたように脚を余してのものである。ゲートをまともに出られれば互角に渡り合える可能性が高い。今回も高い評価は必要である。
スイートピーS組からはダイワズーム、ココロチラリが参戦する。
ともにスローペースの流れを好位追走という流れに恵まれたものであり強調材料はない。4着に好走したプレノタートが桜花賞で14着に敗れていることからもオークスで通用する可能性は低い。
3連複1点、もしくはボックス
ヴィルシーナ、ジェンティルドンナ、ミッドサマーフェア。
当日の馬場状態次第でメイショウスザンナを追加。