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今週は日本ダービーが行われる。
まずは皐月賞組から。
勝ったゴールドシップは道中最後方に控えていたが、終わってみれば後続に2馬身半と決定的な差をつけての圧勝だった。普通であれば力が1つ2つ抜けているが、荒れた内のぎりぎりのコースをついた内田騎手の好判断によるところが大きい。ただ、上がりタイムも最速のものでもちろん最有力の1頭に変わりは無く、高い評価は必要である。
2着ワールドエースは大外を回して追い込んだが時既に遅しであった。特殊な馬場状態であったため比較がし難いが、コースロスを考慮すると2着にきたことに地力の強さが表れている。良馬場での勝負になれば逆転してもおかしくはない。
ディープブリランテはやはり掛かりグセが解消されずゴール前止まってしまったが、差し馬が台頭した流れの中、先行して粘った内容は高い評価ができる。折り合うこと前提だが、末脚を温存できれば頭まで考えたい。
4着のコスモオオゾラは道悪を苦にしないタイプで馬場適性の差で上位にきたものである。常に人気にならないタイプで大崩れなく上位に食い込む可能性もあるが、良馬場が予想されるダービーにおいては時計面の不安があり、評価は下げる。
5着のグランデッツァはスプリングSで道悪を克服していたが、大外枠から終始外を回らざるを得ない展開となりかなりコースロスがあった。札幌2歳S、ラジオNIKKEI杯ではゴールドシップと互角の勝負をしており、巻き返しても不思議はない。ただし、またしても17番枠と外枠を引き当ててしまったため若干の不利はあるため、押え程度の評価としたい。
ベールドインパクト、モンストールはなだれ込んだだけの競馬で実力差は大きい。
またトリップは良馬場になれば瞬発力が活きるが、ラジオNIKKEI杯2歳Sではゴールドシップ、グランデッツァに完敗しており、逆転までは難しい。
ゼロスは今回も逃げる展開が想定される。どの程度のペースで逃げるか分からないが、競りかける馬も見当たらず平均ペースの逃げも期待できる。当日も前が止まらない馬場状態であれば見せ場を作る可能性はある。ただし、ここ2戦は勝ち馬から大きく引き離された2桁着順を繰り返しており通用する可能性は低い。
NHKマイルC組は2着のアルフレード以下5頭が出走する。このレースはカレンブラックヒル1強で後続は3馬身以上の差をつけられての完敗である。アルフレードは復調途上であったことから上積みは考えられるが、惨敗続きのクラレントとクビ差の競馬と頼りない。G1馬でもあり巻き返しの可能性は残すが、相手関係を考慮し、評価は下げる。
京都新聞杯をレコード勝ちしたトーセンホマレボシ。落鉄しながらも2着ベールドインパクトに2馬身半差をつける完勝だった。メイショウカドマツの作った淀みないペースを好位の2番手を楽に追走して抜け出したものであり展開が向いた。反動が懸念されるが、時計決着の馬場状況から体調落ちがなければ上位にくる可能性もある。
青葉賞はフェノーメノ、エタンダールの2頭が出走権を獲得。
こちらも好時計での決着となり、フェノーメノは2馬身半差をつけての完勝である。弥生賞には出走していたものの不利があっての6着であったため力関係が測りにくいが、2着エタンダールは500万をなんとか勝ったレベルでありそれほどレースレベルは高くない。未知の力で上位に食い込む可能性はあるが、思い切って評価を落とす。
プリンシパルSを勝ったスピルバーグは後方から末脚を爆発させてデビュー戦以来の勝利。ただし、2着のローレルブレットはG3で5,4,5着と勝ちきるほどの力はない馬であり現時点では高い評価はできない。
毎日杯からの直行となるヒストリカルは2番枠に入り不気味な存在で、後方から殿一気の展開が予想される。きさらぎ賞でもワールドエースの上がりを上回る時計をマークしており、ゼロスの作るペース次第では前を脅かす可能性もある。
結論
3連複ボックス
2、6、8、10、14、17