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今週は牝馬G3マーメイドSが行われる。
人気はグルヴェイグが集めそうだ。
前走の1000万特別は2着に3馬身差をつける完勝だった。着差は派手だったがスローの展開を好位3番手につけてのものである。重賞実績もなく過剰に人気を集めそうな今回は見送る手もある。ただし勝って53キロは有利であり馬場が極端に悪くならなければ上位に食い込む可能性もある。いずれにしてもここが試金石であり押え以上の評価は難しい。
オークス馬エリンコートは京都牝馬S以来となる。昨春は3連勝し一気にG1馬に登り詰めたがここ4戦はいずれも2桁着順が続いている。久々の今回いきなり通用する可能性は低い。
準オープン・ストークSを勝ったスマートシルエットは53キロ。1000万を勝ったばかりのグルヴェイグと同斤量は有利である。さらに府中牝馬S3着など重賞実績もある。アグネスワルツ、マイネエポナと同型馬もいるため流れに乗れない場合は沈む可能性もあるが、すんなり先手が取れれば押し切る可能性が高い。
ストークS3着のベストクルーズはスマートシルエットから0.5秒差4着。3番手を追走して展開は向いたが直線逆に突き放されており1キロ斤量が有利とは言え逆転は厳しい。
先行勢は新潟大賞典13着のアグネスワルツ、オークス17着のマイネエポナ。
アグネスワルツの前走はやや速いペースではあったが、2番手のダンツホウテイが2着に粘っていることから負けすぎである。ただし、13着といっても着差は0.7秒差。昨秋の夕月特別ではグルヴェイグ、スマートシルエットを相手に逃げ切っており平均ペースに持ち込めれば牝馬同士のここでは十分やれるはずである。
マイネエポナはオークス17着から参戦する3歳馬。49キロの斤量は魅力だがよほど展開に恵まれない限りは厳しい戦いになりそうだ。
アニメイトバイオのヴィクトリアマイル11着は中団のままレースを終える見所のない内容であった。ただし、上がりの勝負となり3番手のホエールキャプチャが33.8秒、2番手のドナウブルーが34.1秒の上がりを使っての決着。アニメイトバイオ自身も34.0秒を使っており特殊な流れが向かなかっただけとも捕らえられる。ここ4戦は結果が出ていないが順調さを欠いてのものであり、一変も考えられる。
アカンサスはメイSで5着。エーシンリターンズがマイペースに持ち込み上がり33.2秒を使っているが展開が向かなかった。その前の福島牝馬Sでも3着だったが前が詰まってのものであり牝馬同士のG3であれば通用する可能性は高い。
準オープン・パールSでスマートシルエット、ベストクルーズを抑えているのがシースナイプ。スローの上がり勝負となりラスト33.2秒の切れを見せた。中心視もできるが54キロは見込まれた。愛知杯では53キロで5着に敗れており高い評価はできない。
糺の森特別を勝って参戦のタイキエイワンは50キロ。勝ち時計は1.44.7と速かったが京都の高速馬場でのものであり鵜呑みにはできない。先行馬を3番手で見る絶好の展開でのものでありいきなりの相手強化となる今回は高い評価はできない。
3連複ボックス
アグネスワルツ、アニメイトバイオ、スマートシルエット、アカンサス
当日の馬場状態次第でグルヴェイグ、シースナイプのいずれか1頭。