あの馬は今!?


第138回リワードニンファ
■牝 1995/3/10生れ
■血統
父ラシアンルーブル
母アップラウス(トウショウボーイ)
後藤由之厩舎

■戦績
17戦5勝(重賞1勝)

※馬齢は旧表記です。

デビューは遅く、4歳4月の東京芝1800m。鞍上後藤騎手で単勝9番人気で5着とまさしくひっそりとデビューした。

2戦目も9着に敗れるが、3戦目の福島未勝利を勝ち上がると、続く500万条件、900万特別・大倉山特別と、ローカルで3連勝した。

賞金を加算し、次走はG1・秋華賞へと向かう。エアデジャヴー、ファレノプシス、エリモエクセルが人気を集め、リワードニンファは6番人気と上がり馬として穴人気となっていた。
はじめての一線級相手となったレースで、道中は中団に取り付くも直線は見せ場なくファレノプシスの13着に大敗した。

その後はOP特別ターコイズSに出走。4番人気だったが、最後方から上がり3F最速の35.0秒で伸びると、2着ヒシナイルに1/2馬身差をつけ優勝した。

古馬となり、半年ぶりのエプソムCで14番人気3着と好走すると、続く七夕賞を0.4秒差の6着。

次走の関屋記念では4番人気。中団追走から直線馬場の真ん中を鋭く伸びると、3番人気ブラックホークに2馬身半差をつける快勝で重賞初制覇を遂げた。
勝ち時計はレコードタイムの1.31.6。当時は右回りの直線も短い改装前の新潟競馬場であり、驚異的な時計だった。

その後はマイル路線での活躍が期待されたが、惨敗が続く。
セントウルS、アイルランドTと2番人気に支持されるもいずれも8着に敗退。

6歳となってからもダービー卿CT8着、京王杯SC13着、パラダイスS10着とまったくいいところなく惨敗を続け、前年レコード勝ちした関屋記念へ。

新潟競馬場の改装工事のため、福島芝1700mの舞台で行われた00年関屋記念。9頭立てと少頭数でのレースとなり、4番人気で出走。
序盤は後方追走となったが、4角から久々にいい脚を見せると、勝ち馬ダイワテキサスから3/4馬身差の2着に食い込んだ。

次走の京成杯AHでは2番人気に支持されたが8着に敗退し、現役引退となった。

■引退後
引退後は繁殖入り。
初年度から様々な種牡馬と交配されたが、産駒は主に地方競馬で走り、これと言って目立った産駒は出せていない。

最後の産駒となる2011年生まれの牡馬(父アッミラーレ)はデビューできておらず、そのまま繁殖を引退。
現在はリワード牧場で余生を送っている。

2014.8.11

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