競馬情報ニュース2015/7/9

今週の重賞予想

  • ★キズナの秋のローテーションが決まった。

    出展:kyotouma.or.jp
    表彰式ではオーナーも緊張で足が震えていたというダービー制覇から2年が過ぎた。骨折もありそれ以来G1勝利から遠ざかっているが秋は古馬王道路線で復活を期す。

    これまでの戦績

    皐月賞出走をかけて挑んだ弥生賞で5着に敗れると、ダービー一本に照準を絞る。毎日杯、京都新聞杯をステップに見事ダービー馬に輝いた。その後世界一を目指しステップレースのニエル賞を勝って本番の凱旋門賞でも4着に健闘した。

    日本馬初の凱旋門賞馬の称号はお預けとなったが、復帰初戦の大阪杯を難なく勝利すると古馬チャンピオンの称号をかけて天皇賞・春へ出走。大きな期待を背負って走ったが4着に敗れ、その後骨折も判明した。

    9か月の休養を経て今年2月の京都記念で復帰。随所にらしさを見せて3着とまずまずの出だしだったが、その後は大阪杯2着、天皇賞・春7着と期待を裏切ってしまった。

    当初から目標としていた凱旋門賞再チャレンジも夢と消え秋の国内G1に照準を当てることになった。

    秋は天皇賞で始動

    宝塚記念も回避して現在は立て直しが図られており放牧中。復帰戦は天皇賞・秋(11/1・東京)に決まった。前哨戦は使わない模様でその後はジャパンC(11/29・東京)から有馬記念(12/27・中山)を目指す予定だという。
    凱旋門賞参戦がなくなったのは残念だが、国内でキズナの雄姿を3回見ることができるのは喜ばしいことだ。

    東京競馬場の出走はダービーを勝って以来2度目になる。1戦しただけなので得意かどうかはわからないが持ち味の末脚を活かせる舞台で不向きなはずはない。むしろ東京の芝2000m~2400mというのは最高の舞台にも思える。
    ラストランとなるであろう有馬記念の舞台が中山芝2500mということを考えると最初の2戦に全力投球で仕上げてくる可能性もあるだろう。

    今のところ一番の強敵となる存在はゴールドシップだがあてにならない面も大きい。
    その他だと宝塚記念でG1初制覇を飾ったラブリーデイ、順調なら底が割れていないトーホウジャッカル、昨年の天皇賞・秋を制したスピルバーグ、復帰できればエピファネイア、上がり馬エイシンヒカリ、牝馬のデニムアンドルビー、ヌーヴォレコルト、ラキシス、ショウナンパンドラ。このあたりが強敵か。

    キズナ&武豊騎手のコンビには普通の人馬以上にどうしてもドラマチックな展開を求めてしまう。復活のG1・3立てはあるのか。ラストで有終を飾るのか。もしくはこのまま復活ならずなのか。
    キズナのラストシーズンに期待したい。

今週のマル秘予想