競馬情報ニュース2015/10/28

今週の重賞予想

  • ★今週行われる中距離王決定戦、天皇賞・秋(G1・芝2000)にラブリーデイ、エイシンヒカリら21頭がエントリーした。

    6年連続ワンツー継続中の社台グループ

    スピードとスタミナ両方が問われる2000mという距離、加えて不利の少ない東京競馬場ということでマイラーからステイヤーまで幅広いメンバーが集う天皇賞・秋。秋の王道G1・第1弾ではあるが、ある意味で最強馬決定戦といっても過言ではない。

    その誰もが勝ちを狙っている天皇賞・秋で6年連続ワンツー継続中なのが社台グループの生産馬である。
    1着馬(生産) 2着馬(生産)
    2015 スピルバーグ(社台F) ジェンティルドンナ(ノーザンF)
    2014 ジャスタウェイ(社台C白老) ジェンティルドンナ(ノーザンF)
    2013 エイシンフラッシュ(社台F) フェノーメノ(追分F)
    2012 トーセンジョーダン(ノーザンF) ダークシャドウ(社台F)
    2011 ブエナビスタ(ノーザンF) ペルーサ(社台F)
    2010 カンパニー(ノーザンF) スクリーンヒーロー(社台F)

    生産者からすればオールマイティな能力が求められるG1を是が非でも取りたいのは当然の事。それが日本最大の社台グループならなおさらである。
    今年も登録21頭中12頭が社台グループの生産馬だ。最有力視されるラブリーデイをはじめイスラボニータ、サトノクラウン、ショウナンパンドラ、スピルバーグらが上位を狙っている。

    それに対抗する非社台の代表は毎日王冠をワンツーしたエイシンヒカリ、ディサイファ。
    ディサイファはここ数戦安定したレースが続いておりどこからでも競馬できる自在性が武器。大崩れはないだろうがG1でもうワンパンチ引き出せるかが勝負だ。
    エイシンヒカリは何といっても展開が気になるところ。重賞2連勝中とはいえ特段競りかけられることもなく比較的楽な展開に持ち込めたことが勝因。今回も競りかけてくるような馬は見当たらないが、このレースを社台グループが本気で取りにくるのなら鈴をつけにくる馬が現れるかもしれない。
    実際には厩舎、馬主をまたぐ話であり現実的ではないかもしれないがヴァンセンヌあたりが絡んでくる可能性も?

    逃げ馬×武豊ということで人気のエイシンヒカリ。ここを勝って本当のスターへと育ってほしいところだがどんな展開が待受けているのか。

今週のマル秘予想