11/9-11/15の競馬情報ニュース
今週の勝ち馬は…!?【秘密の裏話】

★エリザベス女王杯前売りオッズ1番人気はブエナビスタで1.8倍。以下ブロードストリート7.9倍、シャラナヤ10.1倍、カワカミプリンセス12.7倍、リトルアマポーラ13.3倍、ジェルミナル17.6倍、メイショウベルーガ18.0倍、ムードインディゴ22.1倍、ミクロコスモス25.1倍と続いている。
★14日京都で行われたアンドロメダS(3歳上OP・芝2000)は小牧騎手騎乗の1番人気ナムラクレセント(牡4・父ヤマニンセラフィム)が中団追走から直線伸び、9が月ぶりの出走となった2番人気トーセンジョーダンに1.1/4馬身差をつけ優勝。3着4番人気ゴールデンダリア。勝ったナムラクレセントは9月の西宮S(1600万下)を勝ちオープン入り。前走の毎日王冠は4着だった。通算16戦6勝。
★14日東京で行われた京王杯2歳S(G2・芝1400)は池添騎手騎乗の3番人気エイシンアポロン(牡2・父Giant'sCauseway)が中団追走から直線外から伸び、4番人気アニメイトバイオに1.1/4馬身差をつけ差し切り勝ち。3着に逃げ粘った8番人気ツルマルジュピター。1番人気ダッシャーゴーゴーは4着、2番人気ドロは8着。勝ったエイシンアポロンは2戦目の小倉未勝利(芝1800)で勝ち上がり。野路菊Sはリルダヴァルの5着、前走のデイリー杯2歳Sはリディルの2着だった。通算5戦2勝(重賞1勝)。京王杯2歳ステークスレース結果
★14日京都で行われた京都ジャンプS(障害3歳上・JG3・芝3170)は横山義騎手騎乗の6番人気エーシンディーエス(牡4・父デヒア)が最終障害手前で先頭に立つと、そのまま後続を突き放し、2番人気テイエムトッパズレに7馬身差をつけ圧勝。3着4番人気トーワベガ。1番人気エイシンボストンは7着。勝ったエーシンディーエスは半兄にエーシンニーザン(阪神スプリングJ)がいる血統。通算15戦2勝(重賞1勝)。
★14日京都で行われた2歳500万下(ダ1200)は浜口騎手騎乗の4番人気ラブチャーミン(牝2・笠松・父サウスヴィグラス)が3番人気サリエルに1.1/4馬身差をつけ優勝。勝ちタイム1.11.0(重)は従来の記録を0.6秒更新する2歳コースレコード。勝ったラブチャーミンは笠松・柳江仁厩舎でデビュー3連勝。
★14日メイクデビュー東京(芝2000)は三浦騎手騎乗の3番人気アリゼオ(牡2・父シンボリクリスエス)が1番人気ヒルノダムールをゴール前クビ差交わし優勝。
★14日メイクデビュー京都(芝1600)は松山騎手騎乗の3番人気リープオブフェイス(牝2・父クロフネ)が後方追走から直線外から追い込み、5番人気マザーウェルに1.3/4馬身差をつけ優勝。1番人気ウインブシドウは3着。
★14日メイクデビュー東京(ダ1300)は吉田豊騎手騎乗の5番人気コスモミカエル(牡2・父マイネルセレクト)が2番人気ディアビリーヴとの競り合いをクビ差制して優勝。1番人気ワンナップアイテムは3着。
★14日メイクデビュー京都(ダ1200)は秋山騎手騎乗の1番人気バクシンポイント(牝2・父サクラバクシンオー)がゴール前で4番人気カシノハクリュウをクビ差交わして優勝。
★14日メイクデビュー福島(牝・芝1200)は吉田隼人騎手騎乗の1番人気ヤマニングルノイユ(牝2・父タイキシャトル)が中団追走から直線抜け出し、2番人気メイショウサバトに1.3/4馬身差をつけ優勝。
★国際競馬統括機関連盟から「ワールドサラブレッドランキング」が発表された。09年5月9日から11月8日までに施行された世界の主要レースを対象としており、1位は前回と同じく愛チャンピオンSを勝ち、G1・6連勝で凱旋門賞も制したシーザスターズで135ポンド。2位も前回と同じく、ジャックル・マロワ賞を圧勝したゴルディコヴァで130ポンドだった。14戦無敗で牝馬として初めてBCクラシックを制したゼニヤッタは128ポンドで4位タイ、BCターフを連覇し、JCに出走予定のコンデュイットは125ポンドで前回と同じく6位タイ。日本馬では天皇賞・秋を制したカンパニー、宝塚記念を制したドリームジャーニーが121ポンドで26位タイ。ヴィクトリアマイル、安田記念を勝ったウオッカは天皇賞・秋で3着に敗れ、120ポンドの37位と前回の30位から順位を落とした。
★小倉2歳Sを勝った後、放牧に出ていたジュエルオブナイルは12日に帰厩。阪神JF(12/13・阪神)で復帰。
★きんもくせい特別を勝ったテーオーケンジャは川崎の全日本2歳優駿(12/16)へ。
★天皇賞・秋2着のスクリーンヒーローは予定通りジャパンカップ(11/29・東京)で連覇を狙う。鞍上はデムーロが有力。
★天皇賞・秋16着のホッコーパドゥシャはリフレッシュ放牧へ。
★武蔵野S5着のラヴェリータはJCダート(12/6・阪神)へ。
★ジャパンカップ(11/29・東京)に選出されていたコンデュイット(牡4・英)、シンディロ(牡4・英)の2頭が招待を受諾。これによりジャパンカップの招待受諾馬は5頭に。コンデュイットはBCターフを連覇しており、来春からビッグレッドファームでの種牡馬入りが決まっている。
★今週は9鞍の新馬浅が組まれている。主な注目馬は以下の通り。
◇14日(土)東京・芝2000
・ミカエルビスティー(牡2・父ネオユニヴァース)
半兄ブラックタキシード(セントライト記念)
◇14日(土)京都・ダ1200
・フジノボーガン(牡2・父コマンダーインチーフ)
母ユキノビジン(クイーンS)
◇14日(土)京都・芝1600
・オースミアザレア(牝2・父スペシャルウィーク)
母オースミハルカ(チューリップ賞、府中牝馬Sなど)
◇15日(日)東京・芝1600
・ナゲットスマイル(牡2・父ボーンキング)
半兄ゴーイングスズカ(目黒記念、福島記念)
★新馬勝ちのシックスセンス産駒ラヴセンスは白菊賞(11/29・京都)へ。
★エリザベス女王杯の枠順が確定。牝馬2冠のブエナビスタは8枠16番に入った。
1-1 ウェディングフジコ(牝5、菊沢隆徳)
1-2 メイショウベルーガ(牝4、池添謙一)
2-3 チェレブリタ(牝4、岩田康誠)
2-4 ジェルミナル(牝3、福永祐一)
3-5 リトルアマポーラ(牝4、C.スミヨン)
3-6 ピエナビーナス(牝5、古川吉洋)
4-7 クィーンスプマンテ(牝5、田中博康)
4-8 カワカミプリンセス(牝6、横山典弘)
5-9 ブラボーデイジー(牝4、生野賢一)
5-10 シャラナヤ(牝3、C.ルメール)
6-11 テイエムプリキュア(牝6、熊沢重文)
6-12 ブロードストリート(牝3、藤田伸二)
7-13 サンレイジャスパー(牝7、難波剛健)
7-14 ニシノブルームーン(牝5、北村宏司)
7-15 ミクロコスモス(牝3、武豊)
8-16 ブエナビスタ(牝3、安藤勝己)
8-17 ムードインディゴ(牝4、田中勝春)
8-18 レインダンス(牝5、藤岡康太)
★右前浅屈腱炎を発症したダンスアジョイ(牡8)が13日付で競走馬登録を抹消する。今後は小倉競馬場で乗馬となる予定。同馬は今年の小倉記念を制すなど通算41戦7勝(地方2戦2勝、重賞1勝)の成績を残した。
★来年からダービーの優先出走枠が9枠から7枠に減少する。現行では皐月賞4着以内の馬と、トライアルの青葉賞3着以内、プリンシパルS2着以内の馬に優先出走権が与えられていたが、来年以降は皐月賞は変わらず4着以内、青葉賞2着以内、プリンシパルS1着へと変更となり2枠減となる。マイルC組やダート路線からの参戦もしやすい環境となるが、優先出走権が減ることで、これまで以上に本賞金加算が重要になるため、厩舎戦略も変わってくることになる。
★来年は全3歳クラシックを含め、すべての平地重賞123レースが国際競走となる。クラシックの外国馬の出走枠は、外国産馬を含め、フルゲートの半分、9頭まで認められる見込み。
★来年はジャパンカップの第30回を記念誌、ワールドスーパージョッキーズシリーズがジャパンカップ週の東京競馬場で行われる。関東圏での実施は初めて。
★有馬記念(12/27・中山)に、マーシュサイド(牡6・米)、パープルムーン(セン6・英)の2頭が予備登録を済ませた。
★12月5日、6日に阪神競馬場で行われる第23回ワールドスーパージョッキーズシリーズに出場する騎手15名が決定した。
・JRA所属騎手
武豊、岩田、藤田、内田、横山、秋山
・地方競馬所属騎手 的場文男(大井)
・海外招待騎手
カルヴィン・ボレル(米)
ギャレット・ゴメス(米)
イオリッツ・メンディザバル(仏)
クリストフ・ルメール(仏)
ライアン・ムーア(英)
マイケル・キネーン(愛)
クレイグ・ウィリアムズ(豪)
ダグラス・ホワイト(香)
★菊花賞16着のブレイクランアウトは予定していた中日新聞杯は取り止め、年内は休養する。
★アルゼンチン共和国杯16着のエフティマイアはしばらく休養し、来春に備える。
★八坂Sを勝ちオープン入りしたアクシオンは鳴尾記念(12/5・阪神)へ。
★天皇賞13着のサクラメガワンダー(牡6)は左前浅屈腱炎を発症。今後は9ヶ月以上の休養を要する見込み。05年ラジオたんぱ杯2歳S、06年・08年鳴尾記念、09年金鯱賞を制すなど中距離路線で活躍。次走はジャパンカップ(11/29・東京)を予定していた。手術を行い、来年の復帰を目指す。
★ウオッカはジャパンカップ出走へ向け調整中。
★天皇賞を制したカンパニー(牡8)はマイルCS(11/22・京都)を最後に現役を引退し、社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることとなった。
★浦和記念に出走を予定していたボンネビルレコードは同レースを回避。JRA所属の出走予定馬は以下の通り。
スマートファルコン
ダイショウジェット
マコトスパルビエロ
エーシンモアオバー
★種牡馬エイシンワシントン(牡18・父オジジアン)が今シーズン限りで種牡馬を引退する。今後は鹿児島県のホーストラストで余生を過ごす。98年に種牡馬となり、主な産駒にはエイシンアモーレ、エイシンヘーベなどがいる。
★ジャパンカップを予定しているコスモバルクは07年天皇賞・秋以来のコンビとなる五十嵐騎手が騎乗する。
★菊花賞12着のナカヤマフェスタはジャパンカップを予定しているが、除外された場合は、中日新聞杯へ。
★アルゼンチン共和国杯6着のトウカイトリックはジャパンカップを予定も、除外濃厚ならステイヤーズS(12/5・中山)へ。
★京洛Sを勝ったエイシンタイガー、4着のピサノパテック、5着のラインブラッドは京阪杯(11/28・京都)へ。
★エリザベス女王杯の出走馬が確定。調教後における馬体重も発表された。
ウェディングフジコ 458(+8)、11日
カワカミプリンセス 488(-2)、12日
クィーンスプマンテ 458(+4)、12日
サンレイジャスパー 496(+14)、11日
ジェルミナル 470(+8)、12日
シャラナヤ 420(前走海外)、12日
チェレブリタ 470(+8)、12日
テイエムプリキュア 514(+10)、11日
ニシノブルームーン 470(+2)、11日
ピエナビーナス 468(+8)、11日
ブエナビスタ 456(+6)、11日
ブラボーデイジー 530(0)、12日
ブロードストリート 460(+10)、11日
ミクロコスモス 494(+24)、12日
ムードインディゴ 468(+18)、11日
メイショウベルーガ 498(+2)、11日
リトルアマポーラ 484(+10)、12日
レインダンス 496(+18)、11日
★ジャパンカップ(11/29・東京)で復帰するロジユニヴァースは美浦Wコースで6F78秒台ラスト13秒台の一番時計をマーク。
★天皇賞3着のウオッカは栗東ポリで5F69秒台。ミクロコスモス、サムワントゥラブと併せ先着。
★天皇賞9着のエイシンデピュティは香港C(12/13・シャティン)を目指すが、選出されなければジャパンカップ(11/29・東京)へ。
★アルゼンチン共和国杯18着のブレーヴハートはステイヤーズS(12/5・中山)へ。
★ヴィクトワールピサを抑えて新馬勝ちしたローズキングダムは東京スポーツ杯2歳S(11/21・東京)へ。
★新馬勝ちのヒシカツジェームスはベゴニア賞(11/29・東京)へ。
★未勝利勝ちのチェンジオブシーンはベゴニア賞へ。
★未勝利(芝2000)レコード勝ちのフーガフューグは葉牡丹賞(12/5・中山)かホープフルS(12/27・中山)へ。
★新潟2歳S11着以来のプリンセスメモリーは阪神JF(12/13・阪神)かクリスマスローズS(12/6・中山)で復帰。
★小倉2歳S1着以来のジュエルオブナイルは阪神JFへ。
★今年の小倉記念を制したダンスアジョイ(牡8・父ダンスインザダーク)は右前浅屈腱炎を発症。今後は競走馬登録を抹消する予定。前走のアルゼンチン共和国杯では11着に敗れていた。通算41戦7勝(地方2戦2勝)。
★ワイルドワンダーはカペラSへ。
★武蔵野S16着のサイレントプライドは障害転向の可能性も。
★アルゼンチン共和国杯12着のスマートギアは鳴尾記念(12/5・阪神)へ。
★武蔵野S6着のトランセンド、15着のネイキッドはリフレッシュ放牧へ。
★武蔵野S12着のセレスハントはギャラクシーS(12/19・阪神)へ。
★JBCスプリントを骨折のため出走を取り消したフェラーリピサは湘南牧場に放牧へ。
★アイルランドTで9着に敗れたグラスボンバー(牡9・父マキャヴェリアン)は12日付で競走馬登録を抹消する。通算58戦7勝で重賞は05年福島記念を勝っている。今後は福島県の天栄ホースパークで乗馬となる予定。
★クイーンS9着以来となるレインダンスは昨年のエリザベス女王杯5着。鞍上に藤岡康太騎手が決定し、一発を狙う。
★当初エリザベス女王杯を除外対象だった秋華賞5着のミクロコスモスは賞金上位馬の回避で出走可能になった。鞍上は武豊騎手。
★アルゼンチン共和国杯10着のトウショウウェイヴは鳴尾記念(12/5・阪神)へ。
★アルゼンチン共和国杯13着のエアジパングはステイヤーズSへ。
★菊花賞4着のイコピコは四位騎手に替わってスミヨン騎手でジャパンカップ(11/29・東京)へ。
★武蔵野Sを勝ったワンダーアキュートは安藤勝騎手から和田騎手に手綱が戻り、JCダート(12/6・阪神)へ。
★武蔵野S10着のサクセスブロッケンはJCダートへ。
★武蔵野S2着のダイショウジェットはJCダートが目標だが、賞金除外が濃厚であれば浦和記念(11/25・浦和)へ。
★武蔵野S8着のシルクメビウス、9着のマルブツリードはトパーズSへ。
★未勝利勝ちのヴィクトワールピサは京都2歳S(11/28・京都)へ。
★ファンタジーS3着のグレナディーン、6着のステラリードは阪神JF(12/13・阪神)へ。
★ファンタジーS16着のカレンナホホエミは福島2歳S(11/22・福島)へ。
★500万下を勝ち上がったエーシンホワイティは福島2歳Sへ。
★未勝利勝ちのギンザボナンザは阪神JFに登録。
★百日草特別4着のミッションモードは葉牡丹賞(12/5・中山)へ。
★新馬勝ちのアルバトンはもちのき賞(11/22・京都)へ。
★500万下(ダ1300)をレコード勝ちしたアースサウンドは兵庫ジュニアグランプリ(11/23・園田)へ。
★新馬勝ちのディープデザイアは阪神JF(12/13・阪神)へ。
★百日草特別を勝ったサクラエルドールはラジオNIKKEI杯2歳S(12/26・阪神)へ。
★マイルCS(11/22・京都)に登録のあるリーチザクラウンはオーナーと協議の結果、同レースを回避し、ジャパンカップ(11/29・東京)に向かうことが決定した。
★アルゼンチン共和国杯を逃げ切ったミヤビランベリはJCには登録せず、有馬記念(12/27・中山)へ向かうことが有力。
★アルゼンチン共和国杯2着のアーネストリーは年内にもう1戦する予定。
★アルゼンチン共和国杯4着のサンライズマックス、8着のハイアーゲームは鳴尾記念(12/5・阪神)へ。
★武蔵野S4着のマチカネニホンバレはJCダート(12/6・阪神)を回避。しばらく休養する。
★武蔵野S6着のトランセンドはJCダートを回避し、大山ヒルズへ放牧へ。
★武蔵野S5着のラヴェリータはJCダートに参戦する。
★ユートピアSを勝ちオープン入りしたラドラーダは山元トレセンへ放牧へ。来年は一度使ってヴィクトリアマイルを目指す。
★京洛S4着のピサノパテックは京阪杯(11/28・京都)へ。
★軽い脚部不安で休養中のスーパーホーネットは来年のフェブラリーSで復帰予定。初のダート参戦となる。
★JCダートに今年の米・3冠最終戦ベルモントS勝ち馬のサマーバード(牡3・米)が参戦することになった。同じく米国のティズウェイ(牡4)も招待を受諾。
★ジャパンカップの予備登録馬のうち、3頭の招待受諾があった。
・インターパテイション(セン7・米)
09年J.ハーシュターフクラシック招待H(米G1)1着など
・ジャストアズウェル(牡6・米)
09年ノーザンダンサーターフS(加G1)1着など
・マーシュサイド(牡6・米)
08年カナディアン国際S(加G1)1着など
★マイルCSに出走予定のエヴァズリクエスト(英)が10日午後、関西国際空港に到着。この後は三木ホースランドパークで輸入検疫を受ける。
★天皇賞・秋14着のコスモバルクはジャパンカップ(11/29・東京)から有馬記念(12/27・中山)へ。ただし、同馬は今年、地方競馬で1勝を挙げたのみで、賞金的に中央のG1出走はギリギリの状況となっている。
★秋華賞3着降着からの巻き返しを図るブエナビスタ。内回りから外回りへのコース変更、200mの距離延長、札幌記念、秋華賞からの叩き3戦目と好材料が揃う。エリザベス女王杯は06年フサイチパンドラ、07年ダイワスカーレット、08年リトルアマポーラと斤量に恵まれる3歳馬(古馬56キロ、3歳54キロ)が3連勝中。また、勝てば牝馬として史上4頭目となるJRA年間獲得賞金4億円突破。過去には94年ヒシアマゾン、03年スティルインラブ、07年ダイワスカーレットのみでウオッカでも達成できていない。
★昨年の覇者リトルアマポーラはエリザベス女王杯連覇に挑む。当初は昨年騎乗したルメール騎手が手綱を取る予定だったが、外国馬シャラナヤに騎乗するため同じくフランスのスミヨン騎手との新コンビとなる。フランスでの実績ではルメール騎手よりもスミヨン騎手のほうが上。来日初日のスワンS(キンシャサノキセキ)で重賞制覇をやってのけた鞍上の手綱捌きにも注目だ。
★エリザベス女王杯過去10年の傾向
◇1番人気【2・3・0・5】、2番人気【4・3・2・1】と人気馬は比較的安定。1,2番人気がともに連を外したことはない。
◇3歳馬【5・3・0・51】連対率14%、4歳馬【2・4・6・40】連対率12%、5歳馬【3・3・3・31】連対率15%で、6歳馬以上は連対なし。ここ3年は3歳馬が1着。
◇逃げ2頭、先行8頭、差し8頭、追込2頭。先行〜差し脚質が有利。
◇06年フサイチパンドラを除く全連対馬は重賞勝ちの実績あり(フサイチパンドラもオークス2着あり)。
★エリザベス女王杯(11/15・京都)に外国馬シャラナヤが参戦する。同レースはジャパン・オータムインターナショナル指定レースになっており、海外の優先出走権付レースを勝った馬が出走した場合、3着までに入ると、賞金とは別に褒賞金が出る。シャラナヤはオペラ賞を勝っており、条件を満たす。1着で9000万円、2着3600万円、3着2250万円。オペラ賞の優勝賞金は14万2850ユーロ(約1928万円)で勝負度合いが伺える。
★アーネストリーは惜しくもアルゼンチン共和国杯2着。重賞1勝か過去1年のG1・3着以内が出走権となるジャパンカップへの出走は消失。今後は来年の宝塚記念を目標にされる。
★アルゼンチン共和国杯を制したミヤビランベリは4つ目の重賞タイトル。3歳5月にデビューし、2戦目に右脚を骨折。復帰まで約1年半を要し、現在も骨折部位には固定ボルトがはいったまま。苦難を乗り越えての快進撃となった。レースの反動が出やすいタイプのため、中2週となるジャパンカップは見送り、有馬記念(12/27・中山)への出走を視野に入れられる。
★アルゼンチン共和国杯3着のヒカルカザブエの次走はステイヤーズS(12/5・中山)が有力。
★ファンタジーSを後方一気の末脚で制したタガノエリザベートは順調であれば阪神JF(12/13・阪神)へ。
★ファンタジーS2着のベストクルーズ、4着のラナンキュラスは阪神JFへ。
★現地時間8日、豪・クランジ競馬場で行われたシンガポールゴールドカップ(星LG1・芝2200)は日本産馬で日本人オーナーグループが所有するエルドラード(牡5・父ステイゴールド・高岡秀行厩舎)が優勝。昨年に続く同レース連覇を果たした。
★現地時間8日、伊・カパンネッレ競馬場で行われたローマ賞(3歳上・伊G1・芝2000)はデムーロ騎手騎乗の1番人気ヴォワライスィ(牡4・伊・父Daylami)がトゥラティに1/2馬身差をつけ優勝。勝ったヴォワライスィは今年のモーリスドニュイユ賞(仏G2)など重賞4勝を挙げていたが、G1は初制覇となった。通算15戦9勝(重賞5勝)。なお、同馬は29日のジャパンカップへの予備登録を行っている。
★浦和記念(交流G2・11/25・浦和)のJRA出走予定馬
スマートファルコン(牡4)
ダイショウジェット(牡6)
ボンネビルレコード(牡7)
マコトスパルビエロ(牡5)
補欠1位サカラート(牡9)
★兵庫ジュニアグランプリ2歳(交流G2・11/23・園田)のJRA出走予定馬
アースサウンド(牝2)
エイシンアポロン(牡2)
ナリタスプリング(牡2)
パリスドール(牝2)
補欠1位タマモコントラバス(牡2)
★菊花賞5着のリーチザクラウンは当初ジャパンカップ(11/29・東京)へ向かう予定だったが、マイルCS(11/22・京都)へ出走する見込み。鞍上は引き続き武豊騎手。マイル戦は圧勝した千両賞以来となる。
★京洛Sを勝ったエイシンタイガーは京阪杯(11/28・京都)へ。
★百日草特別を勝ったサクラエルドールはラジオNIKKEI杯2歳S(12/26・阪神)へ。
★現地時間8日、マカオ・タイバ競馬場で行われた「マカオジョッキークラブ20周年記念マカオジョッキーシリーズ」にJRA代表として出場した石橋守騎手(43はシリーズ最終戦のオータムT(マカオG3)を6番人気のGoldenPistolsで制し、重賞制覇を飾った。シリーズ参加騎手は10人で優勝は12ポイントを獲得した香港のハワード・チェン騎手。石橋騎手は8ポイントで4位だった。なお、マカオでの重賞制覇は岡部幸雄元騎手(JRA)、岡部誠騎手(愛知)、内田利雄騎手が過去に勝っている。
★次週京都ではエリザベス女王杯、東京では京王杯2歳ステークスが行われる。また、22日に京都で行われるマイルCSの登録馬が発表された。
★8日京都で行われたファンタジーS(2歳牝・G3・芝1400)は川田騎手騎乗の8番人気タガノエリザベート(牝2・父スペシャルウィーク)が最後方追走から直線大外に持ち出すと、一気に伸び、2着5番人気ベストクルーズを3/4馬身差差し切って優勝。3着3番人気グレナディーン。1番人気ラナンキュラスは4着、2番人気ステラリードは6着に敗れた。勝ったタガノエリザベートは8月の新馬戦(小倉・芝1200)を快勝。続くききょうSは5着、デイリー杯2歳Sは6着だった。通算4戦2勝(重賞1勝)。ファンタジーステークスレース結果
★8日東京で行われたアルゼンチン共和国杯(3歳上・G2・芝2500)は吉田隼人騎手騎乗の11番人気ミヤビランベリ(牡6・父オペラハウス)好スタートから先手を取ると、直線いったん4番人気アーネストリーに並ばれたものの最後まで粘り切り1馬身差をつけ優勝。さらに1.1/2馬身差の3着に10番人気ヒカルカザブエ。1番人気ジャガーメイルは5着、2番人気スマートギアは12着に敗れ、3連単は922,600円の波乱となった。勝ったミヤビランベリは08年七夕賞で重賞初制覇。同条件で行われた5月の目黒記念はジャガーメイルに5馬身差をつけ優勝。続く七夕賞も制した。前走の札幌記念は14着に敗れていたが見事巻き返した。通算20戦7勝(重賞4勝)。アルゼンチン共和国杯レース結果
★8日福島8R、3歳上500万下(芝2600)でラミアクイーンが優勝。騎乗したクラストゥス騎手は10月31日の初騎乗から15戦目でJRA初勝利となった。日本での騎乗は今回が初で、短期免許期間は12月30日まで。
★8日メイクデビュー京都(芝1400)は藤田騎手騎乗の1番人気ラヴセンス(牝2・父シックスセンス)が好位追走から直線伸び、4番人気タムロスカイにクビ差をつけ優勝。新種牡馬シックスセンス産駒のJRA初勝利となった。
★8日メイクデビュー京都(ダ1800)は四位騎手騎乗の3番人気アルバトン(牡2・父ブライアンズタイム)が先団追走から直線伸び、追い込んだ7番人気シルクターンベリーに3/4馬身差をつけ優勝。1番人気アルテミスは3着。
★8日メイクデビュー東京(ダ1400)はスミヨン騎手騎乗の1番人気エアウルフ(牡2・父フレンチデピュティ)が好位追走から直線抜け出し、3番人気カロルバンダムに1.3/4馬身差をつけ優勝。
★8日メイクデビュー東京(芝1800)は後藤騎手騎乗の3番人気ダイワアセット(牡2・父スペシャルウィーク)が中団追走から直線抜け出し、7番人気タイキマヴェリックに1/2馬身差をつけ優勝。1番人気ピサノドラクロワは6着。
★現地時間7日、米・サンタアニアパーク競馬場で行われたBCクラシック(3歳上・米G1・AW10F)はスミス騎手騎乗の1番人気ゼニヤッタ(牝5・米・父StreetCry)が最後方追走から著億戦外から追い込み、ジオポンティに1馬身差をつけ優勝。史上初の牝馬によるBCクラシック制覇となった。勝ったゼニヤッタは半姉に06年サンタアニアオークスなど米G1・3勝のバランスがいる血統。07年11月にデビューし、08年アップルブロッサムH、ヴァニティH、レディーズシークレットS、BCレディーズクラシック、09年ヴァニティH、クレメントL.ハーシュS、レディーズシークレットS(いずれも米G1)を制覇。今回はじめての牡馬との対決となったが、この勝利でG1・8勝を含む、デビュー14連勝とした。通算14戦14勝(重賞12勝)。
★現地時間7日、米・サンタアニアパーク競馬場で行われたBCターフ(3歳上・米G1・芝12F)はムーア騎手騎乗の1番人気コンデュイット(牡4・英・父Dalakhani)が最後方追走から徐々に進出し、大逃げを打ったプレシャスパッションをゴール前1/2馬身捕らえて優勝。勝ったコンデュイットは昨年の同レース覇者で連覇となった。通算14戦7勝(重賞5勝)。なお、同馬は29日のジャパンカップにも予備登録を行っており、来春からはビッグレッドファームで種牡馬入りすることが決まっている。
★現地時間7日、米・サンタアニアパーク競馬場で行われたBCマイル(3歳上・米G1・芝8Fはペリエ騎手騎乗の1番人気ゴルディコヴァ(牝4・仏・父Anabaa)がカレイジャスキットに1/2馬身差をつけ優勝。勝ったゴルディコヴァは08年ロートシルト賞(仏G1)、ムーランドロンシャン賞(仏G1)、BCマイル(米G1)、09年ファルマスS(英G1)、ロートシルト賞、ジャックルマロワ賞(仏G1)を制しており、今レース連覇、G1・7勝目となった。通算15戦10勝(重賞8勝)。
★現地時間7日、米・サンタアニアパーク競馬場で行われたBCジュヴェナイル(2歳牡セン・米G1・AW8.5F)はアジュテビ騎手騎乗の11番人気ヴェイルオブヨーク(牡2・英・父Invincible)が1番人気ルッキンアットラッキーをアタマ差抑えて優勝。勝ったヴェイルオブヨークは通算6戦3勝(重賞1勝)。
★現地時間7日、米・サンタアニアパーク競馬場で行われたBCスプリント(3歳上・米G1・AW6F)はロザリオ騎手騎乗の8番人気ダンシングインシルクス(セン4・米・父BlackMinnaloushe)がクラウンオブソーンズをハナ差抑えて優勝。勝ったダンシングインシルクスはこれまでに重賞勝ちはないが、4連勝でのG1制覇となった。通算13戦7勝(重賞1勝)。
★現地時間7日、米・サンタアニアパーク競馬場で行われたBCダートマイル(3歳上・米G1・AW8F)はルパルー騎手騎乗の8番人気ファーゼストランド(セン4・米・父SmartStrike)がレディーズエコーに3/4馬身差をつけ優勝。1番人気マスタークラフツマンは4着。勝ったファーゼストランドは前走のケンタッキーCクラシック(米G2)で重賞初制覇を飾っており、G1初制覇。通算16戦8勝(重賞2勝)。
★現地時間7日、米・サンタアニアパーク競馬場で行われたBCターフスプリント(3歳上・米G外・芝6.5F)はタラモ騎手騎乗の1番人気カリフォルニアフラッグ(セン5・米・父AvenuOfFlags)がゴッタハヴハーに1.3/4馬身差をつけ優勝。勝ったカリフォルニアフラッグは通算16戦8勝(重賞3勝)でG1初制覇。
★現地時間7日、米・サンタアニアパーク競馬場で行われたBCジュヴェナイルターフ(2歳牡セン・米G2・芝8F)はデットーリ騎手騎乗の1番人気パウンスド(牡2・英・父Rahy)がブリッジタウンに3/4馬身差をつけ優勝。勝ったパウンスドは通算4戦2勝(重賞1勝)。

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