★凱旋門賞の2ﾚｰｽ前に行われた仏G1・ｼﾞｬﾝﾘｭｯｸﾗｶﾞﾙﾃﾞｰﾙ賞（2歳G1・芝1400）はﾃﾞｯﾄｰﾘ騎手騎乗のﾀﾞﾋﾞﾙｼﾑ（牡2・仏・父ﾊｯﾄﾄﾘｯｸ）が優勝。ﾃﾞﾋﾞｭｰ以来5戦全勝とした。前走のﾓﾙﾆｰ賞に続きG1・2勝目。父ﾊｯﾄﾄﾘｯｸは05年ﾏｲﾙCS、香港ﾏｲﾙを制覇。引退後は米国と南半球でｼｬﾄﾙ種牡馬となり、ﾀﾞﾋﾞﾙｼﾑは初年度産駒。
★現地時間2日、仏・ﾛﾝｼｬﾝ競馬場で行われた凱旋門賞(仏G1・芝2400）はｼｭﾀﾙｹ騎手騎乗のﾃﾞｲﾝﾄﾞﾘｰﾑ(牝3・独）が2着ｼｬﾚｰﾀ（牝3･仏）に5馬身差をつけ圧勝。勝ちﾀｲﾑは2.24.9（良）で97年ﾊﾟﾝﾄﾙｾﾚﾌﾞﾙの持つ凱旋門賞ﾚｺｰﾄﾞ2.24.6に次ぐ歴代2位の好ﾀｲﾑだった。3着ｽﾉｰﾌｪｱﾘｰ（牝4・英）。日本から参戦したﾋﾙﾉﾀﾞﾑｰﾙは好位でﾚｰｽを進めたが、ﾚｰｽ前の入れ込みもあり直線後退。10着に敗退。ﾅｶﾔﾏﾌｪｽﾀは後方からﾚｰｽを進めるも直線弾けず11着に終わった。
勝ち馬ﾃﾞｲﾝﾄﾞﾘｰﾑは社台ﾌｧｰﾑが50％の所有権を買収しており、今後は来日の可能性も。なお、同馬はｴﾘｻﾞﾍﾞｽ女王杯にも登録している。
★次週東京では毎日王冠、京都では京都大賞典が行われる。また、16日に京都で行われる秋華賞の登録馬が発表された。
★ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞSのｹﾞｰﾄ入りの際に放馬したﾋﾞｰﾋﾞｰｶﾞﾙﾀﾞﾝ。騎乗した佐藤哲騎手はその際に落馬し左肋骨々折と診断された。次週は南部杯でｴｽﾎﾟﾜｰﾙｼﾁｰへの騎乗が予定されており、動向が注目される。
★2日のWIN5は1,1,4,2,3番人気馬が勝ち配当は163,970円、的中票数は5,267票と固めの配当になった。
★2日中山で行われたｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞS（3歳上・G1・芝1200）は池添騎手騎乗の3番人気ｶﾚﾝﾁｬﾝ（牝4・父ｸﾛﾌﾈ）が中団追走から直線抜け出し、9番人気ﾊﾟﾄﾞﾄﾛﾜに1.3/4馬身差をつけ優勝。さらにﾊﾅ差の3着に7番人気ｴｰｼﾝｳﾞｧｰｺﾞｳ。1番人気ﾛｹｯﾄﾏﾝはさらに1/2馬身差の4着に敗れた。なお、ﾋﾞｰﾋﾞｰｶﾞﾙﾀﾞﾝは放馬の影響で競走除外となった。
ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞSﾚｰｽ結果。
勝ったｶﾚﾝﾁｬﾝの半兄はｽﾌﾟﾘﾝｸﾞｿﾝｸﾞ（京阪杯）。今年2月の準ｵｰﾌﾟﾝ山城S1着から阪神牝馬S、函館ｽﾌﾟﾘﾝﾄS、ｷｰﾝﾗﾝﾄﾞCと連勝しており今回の勝利で5連勝でのG1初制覇となった。通算12戦8勝(重賞4勝）。
★2日札幌で行われたすずらん賞（2歳・OP・芝1200）は吉田隼人騎手騎乗の5番人気ｱﾗﾌﾈ（牝2・父ｸﾛﾌﾈ）が2番手追走から直線抜け出し、8番人気ｼﾞｬｰｴｽﾍﾟﾗﾝｻに1.1/4馬身差をつけ優勝。さらにｸﾋﾞ差の3着に2番人気ｴｸｾﾙｼｵｰﾙ。1番人気ｻﾄﾞﾝｽﾄｰﾑは5着。勝ったｱﾗﾌﾈはﾃﾞﾋﾞｭｰ2連勝。
★2日阪神で行われたﾎﾟｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞS（3歳上・OP・芝1600）は岩田騎手騎乗の2番人気ｼｮｳﾘｭｳﾑｰﾝ(牝4・父ｷﾝｸﾞｶﾒﾊﾒﾊ）が中団追走から直線伸び、3番人気ﾛｰﾄﾞﾊﾞﾘｵｽをｸﾋﾞ差抑えて優勝。さらに1.1/4馬身差の3着に5番人気ﾀﾞﾝｽﾌｧﾝﾀｼﾞｱ。1番人気ｸﾚﾊﾞｰﾄｳｼｮｳはさらにﾊﾅ差の4着。勝ったｼｮｳﾘｭｳﾑｰﾝは通算15戦4勝。
★2日中山で行われた芙蓉S（2歳・OP・芝1600）は松岡騎手騎乗の1番人気ｻｳﾝﾄﾞｵﾌﾞﾊｰﾄ（牝2・父ｱｸﾞﾈｽﾀｷｵﾝ）が中団追走から直線鋭く伸び、3番人気ｻﾄﾉｷﾞｬﾗﾝﾄに1.1/4馬身差をつけ優勝。さらにｸﾋﾞ差の3着に6番人気ﾋﾟｰｴﾑﾃﾞﾒﾃﾙ。2番人気ｵﾒｶﾞﾎｰﾑﾗﾝはさらに3/4馬身差の4着。勝ったｻｳﾝﾄﾞｵﾌﾞﾊｰﾄはﾃﾞﾋﾞｭｰ2連勝。
★2日ﾒｲｸﾃﾞﾋﾞｭｰ阪神（芝1200）は武豊騎手騎乗の1番人気ﾄﾞﾝﾄｩﾘﾊﾞｰﾚ（牡2・父TribalRule）が中団追走から直線伸び、2番人気ﾀｶﾞﾉﾌﾟﾗｰｼﾞｭに3/4馬身差をつけ優勝。
★2日ﾒｲｸﾃﾞﾋﾞｭｰ中山（芝1800）は松岡騎手騎乗の4番人気ﾏｲﾈｴｶﾃﾘｰﾅ（牝2・父ｱｸﾞﾈｽﾀｷｵﾝ）が好位追走から直線抜け出し、7番人気ｶﾞﾝｾに1.1/2馬身差をつけ優勝。さらにｸﾋﾞ差の3着に2番人気ﾌｼﾞﾏｻｴﾝﾍﾟﾗｰ。1番人気ﾀﾞｲﾜﾌﾟﾗｲﾑは5着。勝ったﾏｲﾈｴｶﾃﾘｰﾅの母はﾏｲﾈﾇｰｳﾞｪﾙ（ﾌﾗﾜｰC）。
★2日ﾒｲｸﾃﾞﾋﾞｭｰ中山（ﾀﾞ1200）は田辺騎手騎乗の9番人気ｼﾞｬｽﾄﾌﾚﾝｽﾞ（牝2・父ﾌﾟﾘｻｲｽｴﾝﾄﾞ）が先団追走から直線伸び、3番人気ｹﾋﾞﾝﾄﾞｩに1/2馬身差をつけ優勝。1番人気ｻﾗｶﾞﾄﾞｩｰﾗは5着。
★2日阪神で行われた2歳未勝利（芝1800）は小牧騎手騎乗の1番人気ｵﾘｰﾋﾞﾝ（牡2・父ﾀﾞｲﾜﾒｼﾞｬｰ）が中団追走から直線伸び、9番人気ﾀﾏﾓﾋﾟｯｺﾛに3/4馬身差をつけ優勝。ﾃﾞﾋﾞｭｰ戦は2着に敗れていたが2戦目で勝ち上がった。
★2日阪神で行われた2歳未勝利（芝1400）は岩田騎手騎乗の圧倒的1番人気ｱﾝﾁｭﾗｽ（牝2・父ﾃﾞｨｰﾌﾟｲﾝﾊﾟｸﾄ）が中団追走から直線鋭く伸び、9番人気ﾌﾗﾝｽｷﾞｬﾙに4馬身差をつけ圧勝。勝ったｱﾝﾁｭﾗｽの全姉は3戦2勝のｲﾝｸﾞﾘｯﾄﾞ。ﾃﾞﾋﾞｭｰ戦は3着に敗れていたが2戦目で勝ち上がった。
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