ﾀﾞﾉﾝﾊﾞﾗｰﾄﾞ

牡･黒鹿毛
2008年2月19日生まれ
父ﾃﾞｨｰﾌﾟｲﾝﾊﾟｸﾄ
母ﾚﾃﾞｨﾊﾞﾗｰﾄﾞ(Unbridled)
栗東･池江郎厩舎

一昨年はｱﾝﾗｲﾊﾞﾙﾄﾞ、ﾘｰﾁｻﾞｸﾗｳﾝ、ﾌﾞｴﾅﾋﾞｽﾀ、ｽﾘｰﾛｰﾙｽが出走し、昨年もﾛｰｽﾞｷﾝｸﾞﾀﾞﾑ、ｳﾞｨｸﾄﾜｰﾙﾋﾟｻがﾃﾞﾋﾞｭｰした菊花賞当日の芝1800m戦で今年も楽しみな馬がﾃﾞﾋﾞｭｰを果たした。

母のﾚﾃﾞｨﾊﾞﾗｰﾄﾞは交流重賞を2勝挙げる活躍をし、産駒にも08年京都新聞杯2着のﾛｰﾄﾞｱﾘｴｽを出している。

武豊騎手騎乗のﾃﾞｨｰﾌﾟｲﾝﾊﾟｸﾄ産駒ということでも注目を集め、単勝は1.4倍と断然の人気に推された。
ｽﾀｰﾄも無難にこなすと、道中もかかることなく中団を楽に追走。勝負所から進出すると、直線鋭く伸びて他馬を突き放した。最後まで余裕があり、目一杯に追わないままでの入線だったが、2着馬に1.3/4馬身差をつけてそのまま押し切った。

勝ち時計1.48.7、上がり3F34.6でまとめており、父のような派手さはないものの、ﾚｰｽｾﾝｽの良さを見せた。

初戦追わずに圧勝し、2戦目に追って案外ということも少なくないため、次走も注意してみたいが、あっさりｸﾘｱすればｸﾗｼｯｸでの主役の座も見えてくる。