◆ノーブルジュエリー◆

牝・黒鹿毛
2008年2月13日生まれ
父SmartyJones
母NobleStella(父Monsun)
栗東・池江泰厩舎

父SmartyJonesは米3冠のうちケンタッキーダービー、プリークネスSを制し、3冠目のベルモントSで2着だった名馬。
05年に種牡馬入り。日本ではプロキオンSを勝ったケイアイガーベラを出したが、国際格付けのある重賞を勝った馬はいまだに1頭と、現役時代の走りからすると、期待された活躍を出せていない。
そんな中現れた大物候補がノーブルジュエリー。

12月4日の阪神第6R、芝の1400mでデビュー。鞍上はルメール騎手で1番人気に支持された。
好スタートを切ると、そのまま先手を取りレースを引っ張る展開。
前半3Fが34.4秒のペースで逃げ、4角では一旦後続を引きつける。
直線に向いたときには半馬身差まで迫られたところで、そこから一気に加速。
見る見る後続を突き放すと、上がり3Fも35.3秒でまとめ9馬身差の圧勝となった。
自ら作ったハイペースで直線もばてることなく逃げ切った。2着のシャイニンオーラは4角最後方からの追い込みだっただけに、先行馬に有利な流れだったわけでもなく、かなり高い評価のできる逃げ切り勝ちとなった。
勝ち時計1.21.3(良)も優秀。2歳レコードが1.21.1と比較すると、デビュー戦でのこの時計は文句なしである。

距離が1400m戦でのデビューだったが、ほとんどが10秒台、11秒台のラップで、直線もほとんど追うところなしだった内容からすると、マイルまでは問題なさそうだ。それ以上の距離になってくると、スピードをどう維持させるのかに課題が残る。
スピードのコントロールが利くようになれば、大きいところまで狙える可能性もありそうだ。

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