◆ヌーベルバーグ◆

牝・鹿毛
2008年1月30日生まれ
父ディープインパクト
母マジックコード(父LostCode)
栗東・音無厩舎

姉に1戦1勝で挑んだ05年阪神JFで2着に食い込んだシークレットコードのいる血統で、デビュー前の稽古の動きから評判になっていたヌーベルバーグ。

デビュー戦は牡馬相手の阪神・芝2000m。
元々オークス向きとの判断のもと、距離の長いレースを選択されたが、さらに牡馬相手というところにも自信が窺える。

デムーロ騎手を鞍上に迎えたデビュー戦は単勝オッズは1.8倍の断然人気。
それほどゲートは早くなかったため、道中は中団からやや後方で脚を溜める。折り合いはまったく問題なく、楽に追走している。
4角手前で外目を突いて少しだけポジションを挙げる。
直線を迎えると、サイモンロード、ジェントルマンあたりが先に抜け出しにかかる。
ヌーベルバーグは相変わらず大外を回っているが、脚色がいい。
直線入口では4,5馬身ほど前との差はあったが、直線半ばではほぼ全馬を飲み込む。
ラスト1Fで突き抜けると、後続との脚色には明らかな差があり、ゴール前は流す程度でフィニッシュ。

勝ちタイム2.03.7、上がり3F34.5の時計となった。
前半のペースが遅かったため、全体時計は標準だが、ストライドの大きな走りは牡馬相手でも際立っていた。

この後も2000m前後のゆったりとした距離を中心にレースが組み立てられそうで、来春に向けて、また牝馬で1頭、クラシックの有力候補が現れた。

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