◆ラヴェルソナタ◆
牝・鹿毛
2008年2月19日生まれ
父ファルブラヴ
母ハッピーパス(父サンデーサイレンス)
美浦・藤沢和厩舎
母は03年京都牝馬Sの勝ち馬。
母の兄弟にはシンコウラブリイ、タイキマーシャル、サンタフェトレイルなど活躍馬が並ぶ。
ラヴェルソナタが初子。
デビュー戦は11/28東京・芝1600m。鞍上はWSJSのため来日したフランスの若手有力ジョッキー、ギュイヨン騎手。
スタートはそれほどよくなかったが、すぐに中団に取り付く。折り合いも付き、ロスなく道中を追走する。
直線は先にハンソデバンドの半弟ロングスローインが抜け出しにかかるが、残り1Fあたりで間を縫って伸びると、そのまま同馬に3/4馬身差をつけ快勝した。
ペースが遅かったため、勝ちタイム自体は1.37.4と遅いが、上がり3Fはメンバー最速の33.9をマーク。瞬発力のあるところを証明した。
父の産駒には今年のキーンランドC、函館スプリントSを制し、サマースプリントチャンピオンに輝いたワンカラットを始め、阪神JF2着のレーヴダムールらを輩出している。同じく今年の2歳馬には同厩舎でデビュー2連勝中のダンスファンタジアも輩出。全体的にはやや距離に壁があるため、どこまで距離を延ばせるかにも注目だ。