ﾚｯﾄﾞｾｲﾝﾂ

牡・鹿毛
2008年2月17日生まれ
父ﾃﾞｨｰﾌﾟｲﾝﾊﾟｸﾄ
母ｻｾｯﾃｨ
栗東・角居厩舎

7月18日のﾒｲｸﾃﾞﾋﾞｭｰ新潟（芝1600）を浜中騎手騎乗で出走。単勝3.2倍の1番人気に応えてﾃﾞﾋﾞｭｰ勝ち。勝ちﾀｲﾑは1.36.9で、上がり3Fは33.9という切れ味を見せた。
道中は前半1000m62秒台のゆったりした流れで中団を追走。手応えよく直線に向くと、内目で前が空くのをじっくりと待つ。残り1F手前で前が空くと、あっさりと前を交わし、外から伸びたｷｻﾞを寄せ付けずに完勝。着差は1.1/4馬身差。
遅い流れにもかかることなくしっかりと折り合えた内容は高評価できる。さらにｽﾛｰﾍﾟｰｽとはいえ、上がり3F33秒台は初戦としては文句のない内容。

馬体重が420ｷﾛと父をさらに一回り小さくした感じで、牡馬にしては小柄。しかしながら、筋肉の張りは非常によく、これ以上減らなければこれでよいのかもしれない。

父は言わずと知れた7冠馬。
母の父ｾﾙｶｰｸは英G1・ｸｲｰﾝｴﾘｻﾞﾍﾞｽ2世S（芝8F）を制しているように、産駒は比較的短距離での活躍馬が多い。ただし、ﾚｰｽ振りから引っかかることはなく、ｽﾀﾐﾅの要される新潟ﾏｲﾙ戦を勝ったことからも、ある程度の距離延長は問題なさそうだ。

新馬戦快勝後は一息入れられ、新潟2歳ｽﾃｰｸｽ（9/5・新潟・G3・芝1600）を目指すことになる。