競馬情報ニュース2015/6/25

今週の重賞予想

  • ★帝王賞を制し交流G1・9勝目を挙げたホッコータルマエ(牡6)。これは日本競馬史上最多タイ記録でヴァーミリアン、エスポワールシチーに並ぶ記録だ。

    出展:sanspo.com
    ドバイ帰りの一戦で不安は体調面だけだったが終わってみれば自力でねじ伏せる横綱相撲だった。

    交流G1・9勝目

    帝王賞は一昨年に次ぐ2勝目で交流G1は日本記録タイとなる9勝目となった。
    ホッコータルマエが挙げた9勝を振り返ってみよう。
    レース名 人気 騎手 2着馬
    2013年 かしわ記念 2 幸英明 エスポワールシチー
    2013年 帝王賞 3 幸英明 ニホンピロアワーズ
    2013年 JBCクラシック 1 幸英明 ワンダーアキュート
    2013年 東京大賞典 1 幸英明 ワンダーアキュート
    2014年 川崎記念 1 幸英明 ムスカテール
    2014年 チャンピオンズC 2 幸英明 ナムラビクター
    2014年 東京大賞典 1 幸英明 コパノリッキー
    2015年 川崎記念 1 幸英明 カゼノコ
    2015年 帝王賞 1 幸英明 クリソライト

    帝王賞、川崎記念、東京大賞典はそれぞれ2勝ずつ。中央G1は昨年のチャンピオンズC1勝のみとなっている。ヴァーミリアン、エスポワールシチーも中央G1は2勝でそれ以外は交流G1でのものだった。
    交流戦は中央馬の出走頭数に制限があるため紛れが出にくいため取りこぼしも少ない。ほとんどのレースで半数は"参加しているだけ"というメンバー構成で中央の激しいレースと比較すると不利を受ける心配も激減することも大きい。

    今後どこまで勝利を積み重ねるのか

    ヴァーミリアン、エスポワールシチーに肩を並べたホッコータルマエ。大きく異なるのが年齢だ。ヴァーミリアン、エスポワールシチーはそれぞれ6歳春の時点ではG1・5勝だった。その後8歳まで現役を続け4勝を追加したのだ。
    それと比較しホッコータルマエは充実期での9勝。今後スランプや怪我のアクシデントがなければ少なくとも先輩2頭なみの4勝は上乗せできるだろう。ダート馬だけに種牡馬としての評価は不明で現役を長く続けるのならば15勝以上も夢ではない。

    出走の可能性があるレースは、川崎記念、フェブラリーS、かしわ記念、帝王賞、南部杯、JBCクラシック、チャンピオンC、東京大賞典と年間8レースある。
    まだまだホッコータルマエを中心に回りそうなダート路線。果たしてどこまで勝ち鞍を伸ばしていくのか。

今週のマル秘予想