競馬情報ニュース2015/6/8

今週の重賞予想

  • ★英・エプソム競馬場との交換競走として行われるエプソムC(G3・芝1800)。

    出展:ameblo.jp
    昨年に続く連覇を狙うディサイファ、2連勝中と素質が開花してきたサトノアラジンが参戦。その2頭に劣らず注目を集めるのが個性派エイシンヒカリだ。

    臨戦過程は?

    ■エイシンヒカリ(牡4・父ディープインパクト)
    昨年4月の未勝利戦でデビュー勝ちを収めると、500万下、三木特別(1000万下)、ムーンライトH(1600万下)、アイルランドT(OP)といずれも1番人気に応えて5連勝。1.9倍の圧倒的人気を集めた前々走・チャレンジC(G3・芝1800)では初重賞の壁に阻まれ9着に敗退した。
    デビューから使い詰めできた疲れもあったか、5か月の休養を挟んだ前走の都大路S(OP)では実力馬グランデッツァに1馬身1/4差をつけ快勝。叩き2戦目、手の合いそうな武豊騎手とも2度目のコンビとなりまだまだ上積みは見込める。
    勝つには勝ったが大きく外に膨らんだアイルランドT以来の左回りが課題となるが、ここを勝って秋のビッグレースに向かいたいところだ。

    ■サトノアラジン(牡4・父ディープインパクト)
    春興S(1600万下)、モンゴル大統領賞(OP)と2連勝中。古馬になり本格化した。
    元々そのポテンシャルは高く、東京スポーツ杯2歳S、ラジオNIKKEI杯では1番人気に支持されていた。気性難で出世が遅れたがここ3戦は末脚が安定。メンバー最速の上がりを使っている。2走前から新コンビを組むルメール騎手とも好相性だ。

    ■ディサイファ(牡6・父ディープインパクト)
    昨年の覇者で連覇を狙うのがディサイファ。エプソムC後は相手が強化したG2・G1で黒星が続いたが、相手関係が楽になった前走のG3・中日新聞杯でしっかりと勝利。前走後は早くからここに照準を絞っており、G3であれば力量上位だ。

    条件は?

    3頭ともにディープインパクト産駒。さらにエイシンヒカリとサトノアラジンは母の父がディープインパクトと相性のいいStormCatだ。
    昨年の覇者ディサイファはもちろん、東京1800mの条件はいずれもドンと来いだ。開催も終盤に差し掛かったが極端な馬場ではなく、逃げるエイシンヒカリ、それを中団から追いかけるディサイファ、サトノアラジンと条件はイーブンだろう。

    フラットな条件での上がり馬vs実力馬。好レース必死の見どころの多いレースになりそうだ。ここを勝って秋のG1に弾みをつけるのは果たして…!?

今週のマル秘予想