競馬情報ニュース2015/6/19

今週の重賞予想

  • ★ユニコーンSの設立は1996年。初代勝ち馬は後にフェブラリーSを制したシンコウウインディだ。その後もタイキシャトル、カネヒキリら大物を輩出してきた出世レースである。

    出展:cocolog-nifty.com
    今年で20回目を迎えるユニコーンSだが、近年は当初ほどの活躍馬が出ていない。最初の10年からはシンコウウインディ、タイキシャトル、ウイングアロー、ゴールドティアラ、アグネスデジタル、ユートピア、カネヒキリと7頭ものG1馬を輩出。
    しかしここ9年では13年のベストウォーリアが統一G1南部杯を制したのみとレースレベルが明らかに低下してしまっている。

    当時と勝ち馬を比較すると

    ■設立後5年の勝ち馬
    1996年:シンコウウインディ
    1997年:タイキシャトル
    1998年:ウイングアロー
    1999年:ゴールドティアラ
    2000年:アグネスデジタル

    ■近5年の勝ち馬
    2010年:バーディバーディ
    2011年:アイアムアクトレス
    2012年:ストローハット
    2013年:ベストウォーリア
    2014年:レッドアルヴィス

    いかにも寂しい状況になってしまっている。
    ダート界は高齢化が著しく若い馬は賞金不足で大レースに出られないことも多い。そのためレッドアルヴィス、ベストウォーリアあたりはまだまだこれからでもあり、今後の活躍に期待したい。

    今年の出走馬は

    そんなユニコーンSだが、今年は1頭の大物候補が注目されている。UAEダービーで世界の強豪を相手に3着と健闘したゴールデンバローズだ。
    デビュー戦こそ芝のレースで2着に敗れたが、続く未勝利を後続に2.6秒もの大差をつける圧勝で勝ち上がり。その後も500万下を3馬身半差、OP特別ヒヤシンスSも3馬身半差といずれも圧勝でダート戦3連勝とした。UAEダービーは中間のスタート練習でテンションが上がってしまったが今回は順調にきており巻き返しは必至だ。

    管理するのは12週連続勝利のJRA新記録がかかる堀厩舎。人馬ともに大注目だ。

今週のマル秘予想