2012/10/30競馬情報ニュース

★2013年1月1日より降着・失格のルールが見直される。海外競馬主要国の考え方を踏まえ、出走馬が競走で示したパフォーマンスや到達順位を尊重し、より合理的な基準となる。
▼新しい降着・失格のルール
降着 : 入線した馬について、「その走行妨害がなければ被害馬は加害馬に先着していた」と裁決委員が判断した場合、加害馬は被害馬の後ろに降着
失格 : 極めて悪質で他の騎手や馬に対する危険な行為によって競走に重大な支障を生じさせたと裁決委員が判断した場合、加害馬は失格
▼新しい審議ランプの運用
5位までに入線した馬の着順に変更の可能性がある場合に「審議」ランプを点灯。
※6位以下に入線した馬の着順に変更の可能性がある場合には、審議ランプは点灯しないが、後刻その状況をパトロールビデオの放映やJRAホームページで通知する。

新ルールが適用されると、91年天皇賞・秋のメジロマックイーン(18着降着)、06年エリザベス女王杯のカワカミプリンセス(12着降着)、10年ジャパンCのブエナビスタ(2着降着)などは降着とならない。

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