競馬情報ニュース2015/6/19
今週の重賞予想
- ★外国人騎手としてはじめてJRA免許を取得。今年3月の免許交付から順調に勝ち星を積み重ねるM・デムーロ騎手(36)とC・ルメール騎手。特にデムーロ騎手(36)は皐月賞、ダービーの2冠を制する活躍を見せている。
出展:sankei.com
ともに関西に在籍することで、他の日本人ジョッキーは戦々恐々だったはずだ。なにしろ2人合わせて300前後となるであろう勝ち星。イコール自分たちの勝ち星がその分減ることを意味するからだ。では2人の勝ち星はどのくらいのペースで積み上がっているのだろうか。
現時点での成績は?
騎乗開始日はともに3月1日からだったが、ルメール騎手はジョッキールームでツイッターを使用し騎乗停止。騎乗開始は4月4日からとなってしまった。
いきなり1ヶ月のビハインドは正直相当な焦りがあったであろう。しかしデビュー週にラキシスでG2・大阪杯を勝利すると、その後も順調に勝ち星を積み重ねている。
■デムーロ
201戦32勝
【32・27・19・31・11・81】
勝率:0.159
連対率:0.294
3着以内率:0.388
特別勝ち:12
主な勝ち鞍:ダービー(ドゥラメンテ)、皐月賞(ドゥラメンテ)、フィリーズレビュー(クイーンズリング)、阪急杯(ダイワマッジョーレ)
■ルメール
151戦28勝
【28・18・23・15・8・59】
勝率:0.185
連対率:0.305
3着以内率:0.457
特別勝ち:10
主な勝ち鞍:大阪杯(ラキシス)、モンゴル大統領賞(サトノアラジン)、プリンシパルS(アンビシャス)
※6月14日終了時点
1ヶ月の遅れもあり勝ち鞍ではデムーロ騎手が4勝差をつけてリード。中身も皐月賞、ダービーをはじめ重賞4勝を含む好内容となっている。
一方のルメール騎手も重賞こそ1勝止まりではあるものの、勝率、連対率、3着以内率ではデムーロ騎手を大きく上回っている。勝率0.185は全国トップの数字だ。
今年想定される成績は?
デムーロ騎手は25日に騎乗し32勝=1.28勝/日、ルメール騎手は22日に騎乗し28勝=1.272勝/日とお互いに1日約1.28勝のペースで勝ち星を積み重ねている。
今年は後59開催日を残しており、単純計算で75勝を上乗せするペースでデムーロ騎手が107勝、ルメール騎手が103勝となる。
騎乗停止やけがなどの可能性もあり100勝前後が最終的なラインとなるかもしれない。
ともに36歳とちょうど脂が乗りきった充実期での日本移籍。ジョッキーとしての絶頂期を日本で迎えることになった2人には心から頑張って欲しいと願う。
今週のマル秘予想