競馬情報ニュース2015/6/10
今週の重賞予想
- ★今週も注目のディープインパクト産駒がズラリ。日曜東京メーン・エプソムCではディサイファ、サトノアラジン、エイシンヒカリ、ヒラボクディープ、アーデントと有力馬5頭がスタンバイ。阪神メーン・マーメイドSにもアドマイヤシーマ、イサベル、マリアライトを送り込む。
出展:sponichi.co.jp
エプソムC(G3・東京・芝1800)
ディープインパクト産駒は昨年Vのディサイファをはじめ、12年にはトーセンレーヴ、ダノンシャークがワンツーを決めている。ディサイファは母母父ダンチヒ、トーセンレーヴ、ダノンシャークは母父ニジンスキーとノーザンダンサー系の血統が好相性となっている。
梅雨入りし天候は微妙。現時点、曇り予報で降水確率40%。できればディープインパクト産駒特有の切れ味を活かす良馬場でやりたいところだが。。
■ディサイファ(牡4・母父DubaiMillennium)
昨年に続く連覇を狙う。舞台にもちろん不足はない。東京芝1800mは【3・0・0・2】ですべて4着以内。体調も良く優勝候補筆頭だ。
■エイシンヒカリ(牡4・母父StormCat)
中距離をハイペースで逃げるその走りは、どうしてもあのサイレンススズカを彷彿とさせる。デビュー以来1800m、2000mのみ使われて7戦6勝。母母父がカロ(グレイソヴリン系)でよりスピード色が濃いため1800mという舞台はピッタリだろう。
■サトノアラジン(牡4・母父StormCat)
こちらもエイシンヒカリ同様母父StormCat。全姉のラキシスが4歳秋のエリザベス女王杯で重賞初制覇したようにその血統は晩成。早くから素質の片りんを見せていたが4歳になり本格化。2走前の春興Sで見せた上がり3F32.7秒の末脚は中山の急坂を駆け上がったとは思えないほど強烈だった。鞍上のルメールは大阪杯で姉のラキシスに乗りキズナを完封。相性のいいジョッキーが優勝へ導くか。
■ヒラボクディープ(牡6・母父StormCat)
母母父カロまでエイシンヒカリと同血統。3歳時に青葉賞を勝ちダービーに駒を進めた素質の持ち主。怪我休養を挟み低迷していたが、前走のモンゴル大統領賞では後方からサトノアラジンに次ぐ33.7秒で追い上げ3着。復調の気配を見せている。G2ウイナーが完全復活に意欲を見せる。
■アーデント(牡5・母父Kaldoun)
昨年暮れのリゲルSを逃げ切って2歳いちょうS以来のOP戦勝利を挙げたが、ここ2走はダービー卿CT8着、新潟大賞典4着と重賞メンバーに入り壁に当たっている。ゆるい流れを先行して抜け出すパターンに持ち込みたいが強力な逃げ馬もおりここは厳しい展開にになるか。
マーメイドS(G3・阪神・芝2000)
このレースは12年グルヴェイグ、13年マルセリーナと2勝を挙げておりディープインパクト産駒が得意とするレース(昨年は出走馬なし)。父もしくは母父にヘイロー系、特にSSの血が入っていることが馬券圏内の条件となっている。2013年からはAコースで行われるようになり時計勝負になるのも味方する。
■イサベル(牝4・母父シンボリクリスエス)
母父にヘイローが入っている点は心強い。前走は牡馬相手に大外から一閃。鋭い切れ味を見せた。
デビュー2戦目のフローラSで2番人気に支持されたほどの期待馬で管理する角居厩舎は昨年のディアデラマドレ、12年のグルヴェイグで2勝を挙げている。現時点で補欠だが出走が叶えば大注目だ。
■マリアライト(牝4・母父エルコンドルパサー)
デビュー10戦して掲示板を外したのはスイートピーS6着の一度だけという堅実派。ここ2戦は牡馬相手に1000万下、準OPを完勝してきた。昨年の勝ち馬ディアデラマドレの父はキングカメハメハ、2着コスモバルバラの母母父がキングマンボ。力強さが加わってきた今なら一気の重賞制覇も。
■アドマイヤシーマ(牝4・母父 Acatenango)
2走前に糺の森特別を勝ち上がったが、昇級戦の前走パールSでは後方のまま9着に惨敗した。全兄エックスマークも古馬になり徐々に力を付けていったタイプでクラス慣れが必要か。
今週のマル秘予想