勝つには前しかない!
スタートはほぼ揃ったがクリノスターオー、ニホンピロアワーズの2頭が若干早く先手をうかがう。その後にホッコータルマエが続き早くも隊列が落ち着くかに思えたが1頭押し気味に出していく馬がクリソライトだった。クリノスターオーに先手を取らせすぐ後ろをつつくように追走。前を行く岩田騎手騎乗のクリノスターオーもマイペースとはいかず【12.3-11.4-11.5-12.6-12.1-12.0-12.1-12.8-12.5-13.4】とよどみない流れになった。3角で早くも岩田騎手の手綱が動き出したように先行馬にはきつい展開になったが、クリソライトがそれを迷いなく交わして先頭に躍り出る。4角ではホッコータルマエに2馬身の差をつけ粘り込みを図ったが、地力で勝る王者に直線半ばで捕えられた。それでも持ち前のスタミナを活かして食い下がり3/4馬身差の2着に健闘した。