競馬情報ニュース2015/6/30
今週の重賞予想
- ★ユニコーンSで重賞初制覇を果たしたノンコノユメ。馬名の由来が母ノンコから来ていることを記事にしたが、ノンコノユメの父トワイニングが病気のため繋養先の日高町ブリーダーズSSで死んだ。
⇒ダートの新星ノンコノユメは牡馬です
出展:sankei.com
豪脚を繰り出して制したユニコーンS。一躍脚光を浴びる存在となったノンコノユメ。その馬名意味は「ノンコの夢。母より連想」。母はまだ存命だが、現役生活で果たせなかった大レースでの勝利を仔に託したのだろう。
重賞制覇からわずか1週間後、ノンコノユメの父トワイニングが大動脈瘤のため死んだ。24歳だった。
父トワイニングって
父フォーティナイナー、母父NeverBendというスピード血統。
1994年1月にアメリカでデビューし圧勝続きで5連勝。G2ウィザーズS、ピーターパンSを勝った。その後ドワイヤーSで2着に敗れ連勝が止まるとG1の舞台へ進むことなく脚部不安を発症し現役引退となった。
引退後はアメリカで種牡馬となり、1998年米新種牡馬ランクでは6位に入った。
2000年、2001年にはリース形式で来日。イーストスタッドで供用された。2002年にアメリカに戻ったが2003年に社台グループが購入し2004年から社台スタリオンステーションで繋養されることになった。その後2009年からブリーダーズスタリオンステーションへ移動した。
主な産駒にはフサイチアソート(東京スポーツ杯2歳S)、ロールオブザダイス(平安S)、セカンドテーブル(京王杯2歳S)、ノンコノユメ(ユニコーンS)など。
2頭にかかる後継種牡馬の可能性
フサイチアソート、ロールオブザダイスは既に引退しており、後継種牡馬として残るなら現3歳のセカンドテーブル、ノンコノユメに期待がかかる。もちろんまだデビュー前の馬もいるのでこの限りではないのは承知の上だが。
セカンドテーブルは昨年の京王杯2歳Sを逃げ切ったものの、その後は惨敗続き。正直ここから種牡馬になれるほどの活躍を望むのは酷だろう。
可能性が大きいのはノンコノユメの方ではないか。こちらは7戦4勝で取りこぼしもあるが、上り3Fは7戦すべてで最速と豪快な末脚が魅力だ。今のダート界はホッコータルマエ1強だが打ち負かすなら勝負付けの済んだ古馬ではなく若い馬。母ノンコに加え、父トワイニングの夢を背にダート界の主役にのし上がるか。
今週のマル秘予想