競馬情報ニュース2015/7/7
今週の重賞予想
- ★7月12日は福島競馬場で七夕賞(G3・芝2000)が行われる。
出展:jra.jp
かつては大荒れ決着も多かった七夕賞。
近年の傾向は?
以前は1番人気馬が勝てないことが続いたハンデ重賞だが、ここ最近は1番人気馬がまずまずの結果を残している。
1番人気馬は近10年で3勝、2着2回と善戦。ただ人気馬同士で決着することはまれで馬券を買う上では穴馬への注意が必要となっている。
今年は復調気配のあるG1馬アルフレード、実績馬グランデッツァ、勢いに乗る金子真人HDのレコンダイトあたりの人気が予想される。
逆にそれ以外の馬は近走苦戦が続いており普通に考えるとこの3頭の上位争いとなりそうだ。
七夕賞の勢力図は?
■レコンダイト(牡5・父ハーツクライ)
2、3歳時は1勝のみ挙げるにとどまったが4歳で本格化。条件戦をを着実にクリアし重賞初挑戦となった前走のG2・目黒記念でヒットザターゲットの2着に入った。ここ4戦は1勝2着2回3着1回と安定しておりハンデ55キロなら大崩れはなさそうだ。
■アルフレード(牡6・父シンボリクリスエス)
2011年朝日杯FS優勝馬。その後は怪我の影響で勝ち星がないが、今年に入って東京新聞杯2着、新潟大賞典3着と復調気配を見せている。
■グランデッツァ(牡6・父アグネスタキオン)
アルフレードと同期で3歳時にはスプリングSを制した。この馬も怪我の影響がありその後はOP特別1勝のみにとどまっている。怪我からの復帰後は苦しい結果が続いていたが昨年のマイルCSで3着に入ると少しづつ安定。勝ち切れないレースが続いているものの地力は上位だ。
■メイショウナルト(牡7・父ハーツクライ)
昨年の七夕賞覇者。いつ走るのかつかみどころのない馬だが昨年より1キロ増の57キロでどこまでやれるか。
■トウケイヘイロー(牡6・父ゴールドヘイロー)
一昨年は重賞4勝を挙げて香港カップでも2着と実績上位。屈腱炎を発症し10カ月ぶりの前走鳴尾記念を一叩きしての参戦。58キロは楽ではないが上昇気配はある。
上記5頭も抜けた馬はおらず、それ以外の伏兵が台頭する可能性も十分ある。まさにハンデ重賞七夕賞といったメンバー構成。馬主ともに勢いを見ればレコンダイトが突き抜けそうだが果たして!?
今週のマル秘予想