競馬情報ニュース2015/2/23

今週の重賞予想

  • ★今週中山では第89回中山記念(4歳上・G2・芝1800)が行われる。
    注目はG1馬3頭。昨年の皐月賞馬イスラボニータ(牡4・父フジキセキ)、そして一昨年の皐月賞馬ロゴタイプ(牡5・父ローエングリン)に昨年のオークス馬ヌーヴォレコルト(牝4・父ハーツクライ)だ。
    昨秋はイスラボニータが中距離、ロゴタイプがマイル前後であったため今回が2頭の皐月賞馬にとって初対決となる。

    イスラボニータはジャパンC9着以来の実戦となる。前走こそデビュー以来初めて馬券外に飛んだが、皐月賞を含め重賞4勝、ダービー2着、天皇賞・秋3着など実績は3頭でも一番。同世代ではクラシックディスタンスもこなしたが、ジャパンCでは古馬一線級相手で距離が応えた。適距離に戻って幸先いいスタートを切りたいところ。

    ロゴタイプは朝日杯FS、スプリングS、皐月賞と重賞3連勝した後は勝ち星から遠ざかっている。特に昨年は5戦して中山記念で3着になった以外すべて掲示板を外す敗戦だ。それでも、2走前の中山金杯で2着と復調の兆しを見せた。初ダートとなった前走の根岸Sでは8着に敗れたが直線では見せ場を作っており、芝に戻る今回は結果が欲しい一戦となる。

    オークス馬ヌーヴォレコルトは最優秀3歳牝馬のタイトルこそハープスターに譲ったものの、秋も秋華賞、エリザベス女王杯をいずれも2着と牝馬ではトップクラスに位置していることは間違いない。はじめての中山コース、牡馬相手となるが大崩れしない器用なタイプだけに上位争いは必至だ。

    その他にも前走の富士Sで重賞初制覇を飾った後、ここを目標に調整されてきたステファノスダービー4着馬タガノグランパら伏兵が一発を狙う。

今週のマル秘予想