競馬情報ニュース2015/6/15

今週の重賞予想

  • ★戦前の予想を覆し、”溜め逃げ”で重賞初制覇を飾ったエイシンヒカリ。鞍上・武豊騎手ということもあり個性的なスター候補誕生に場内は沸いた。

    出展:ameblo.jp
    同じ逃げ切りでも型の違うレースを見せてまた一つ武器を増やしたエイシンヒカリ。秋のG1戦線に向けて視界良好と思われたが、ここでひとつの問題が出てきた。

    天皇賞・秋で鞍上がバッティング!?

    ペースを落とさずに突き進む中距離の逃げ馬といえばサイレンススズカが思い出される。そのサイレンススズカもベストは1800~2000mだったようにエイシンヒカリも天皇賞・秋が最大の目標になるだろう。
    そうなると、鞍上の武豊騎手にはダービー馬・キズナというお手馬がいる。当初は凱旋門賞出走を目指して秋は渡仏予定だったが、骨折明けの成績が思わしくなく国内専念。まだ具体的なローテーションは発表されていないが、天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念の王道路線が想定される。

    仮に2頭が天皇賞・秋に出走した場合、武豊騎手にとっては苦渋の決断となるかもしれない。
    ダービー馬とG3を1勝した馬とを比較するのは時期尚早かもしれないが、上昇の余地が高いエイシンヒカリが休養を経てさらにパワーアップすることもある。エイシンヒカリ陣営としては相性のいい武豊騎手とのコンビを継続したいところだろう。

    キズナがダービーと同条件のジャパンCを最大目標に、天皇賞・秋を使わない、もしくはエイシンヒカリがマイルCSを目標に天皇賞・秋を使わないという可能性もなくはないが果たして…。
    今後の2頭のローテーション、そして秋初戦に大注目だ。

今週のマル秘予想