競馬情報ニュース2015/6/15

今週の重賞予想

  • ★ここ数年は毎年日本馬が参戦する凱旋門賞。観戦ツアー参加募集の告知もちらほら見るようになってきた。

    出展:blog.so-net.ne.jp
    いまだ日本馬による凱旋門賞制覇は果たされていないが、最近では毎年のように有力馬が出走。参戦することは当たり前になっている。今年も5頭が一次登録を行い、それに合わせて観戦ツアーも募集されている。しかしここにきて日本馬の参戦ゼロの可能性が出てきた。

    過去の凱旋門賞

    93回の歴史を持つ凱旋門賞。最も多くの優勝馬を出しているのは地元フランスで66勝を挙げている。その他イギリス13勝、アイルランド7勝、イタリア6勝、ドイツ2勝。日本馬からはもちろん、欧州馬以外の勝ち馬は出ていない。

    過去の日本馬は?

    日本馬の通算成績は【0・4・0・15】と2着は4回を数える。2010年からは5年連続で参戦中だ。
    ▼2014年
    勝ち馬 トレヴ
    ハープスター(6着)
    ジャスタウェイ(8着)
    ゴールドシップ(12着)
    ▼2013年
    勝ち馬 トレヴ
    オルフェーヴル(2着)
    キズナ(4着)
    ▼2012年
    勝ち馬 ソレミア
    オルフェーヴル(2着)
    アベンティーノ(17着)
    ▼2011年
    勝ち馬 デインドリーム
    ヒルノダムール(10着)
    ナカヤマフェスタ(11着)
    ▼2010年
    勝ち馬 ワークフォース
    ナカヤマフェスタ(2着)
    ヴィクトワールピサ(7着)

    2010年のナカヤマフェスタ2着は驚かされたが、2012年のオルフェーヴルは誰もが”やった”と思ったはずだ。

    今年の日本馬は?

    今年凱旋門賞に登録しているのはエピファネイア、ドゥラメンテ、リアルスティール、ルージュバック、ワンアンドオンリーの5頭。
    リアルスティールはダービー後に骨折が判明し参戦は不可能に。またエピファネイアも先週繋靭帯炎を発症し、予定していた宝塚記念を回避。凱旋門賞挑戦も難しい状況だ。

    ルージュバックは春のクラシックで無冠に終わった。クラブ馬だけに参戦は微妙だろう。

    残るワンアンドオンリー、ドゥラメンテは可能性としてまだ残るが、前者は宝塚記念の結果次第だが、昨年のダービー後は勝ち星から遠ざかっている苦しい現状だ。後者は体調次第だろうが、春2冠を制したことで秋は菊花賞で3冠を狙う可能性もあり出否は不透明。

    本番はまだ4ヶ月先だが、遠征の準備に入るならそろそろ決断を出さなければならない時期でもある。
    ワンアンドオンリーの復活V、ドゥラメンテの3冠放棄しての参戦はあるのか。
    ツアー参加者のみならず競馬ファンとしては1頭でも参加して夢を見たいものだが果たして。

今週のマル秘予想