★全国リーディングを走る福永騎手。2位戸崎騎手に12勝差をつけており今年はこのまま逃げ切る可能性が高そうだ。だが、その福永騎手の新馬戦がひどい結果になっている。
「新馬の1番人気を2着にさせたら、右に出る者はいないな」とある人に言われ、自分でも自覚しているだけにぐうの音も出なかった。
出展:netkeiba.com
福永騎手自身もそのことについては重々承知しているようだ。
31回騎乗して勝利数は1
福永騎手が今年行われた新馬戦に騎乗したのは9月27日時点で31回。その成績は【1・8・2・20】の勝率3.2%と散々な結果である。
しかもその半数以上の16回は1番人気でのものとなっている。唯一の勝利となったプロフェットは次走の札幌2歳Sでルメール騎手騎乗で2着に入る実力馬だった。
人気がそのまま着順にならないのが競馬であり、まさにそんな結果となっている。
ただ勝ち切れないまでも2着の馬などはまだまだ今後上昇の余地はある。シルバーステートがそのいい例だろう。
新馬戦で2着に敗れたが、続く未勝利では後続に5馬身差をつけるレコード勝ちを収めた。大物感のあるレース内容で今後クラシック路線で主役を張る可能性もある。
それにしてもこの成績を見ると福永騎手の新馬戦は馬券を買いにくい。ではどの騎手を狙えばいいのか!?
さすがのミルコ・デムーロ
好調なのはどのジョッキーか?
今年の新馬戦の成績を騎手別で見ると今年からJRAジョッキーとなったM・デムーロ騎手が圧倒的な数字を残している。
勝利数14、勝率は40%に迫る勢いだ。
2位の岩田騎手が8勝、勝率25%だけに、いかにデムーロ騎手の数字が突出しているかが分かる。単勝回収率でも2人は100%を超えている。
また松若、小牧、柴田大ジョッキーあたりも穴を持ってくるケースが多く単勝回収率は期待できる。
秋競馬がスタートし有力馬がここから年末にかけて続々と登場する。馬券で迷ったら少しだけ騎手の傾向を考慮してみると的中が近づくかも?