競馬情報ニュース2015/10/26
今週の重賞予想
★菊花賞。2冠馬ドゥラメンテ不在で2番人気に支持されたリアルスティールはキタサンブラック2着にクビ差及ばず2着に惜敗した。
inazumi kazuhisaさん(@zumi83)が投稿した写真
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2015 10月 25 3:08午後 PDT
能力G1級も気づけば5連敗
リアルスティールがデビューしたのは昨年暮れのメイクデビュー阪神。芝1800mを単勝1.2倍の断然人気に支持されると後続に3馬身半差をつける完勝で一躍脚光を浴びる存在となった。
2戦目の共同通信杯では後の2冠馬ドゥラメンテに1/2馬身差をつけ快勝。クラシックの本命へと一気に駆け上がった。
しかし皐月賞トライアルのスプリングSで2着に敗れるとそこから歯車が若干狂い始める。勝ったのは菊花賞を制することになるキタサンブラック&北村宏騎手のコンビだった。内からロスなく対応したキタサンブラックに対し外を回ったリアルスティール&福永騎手はクビ差及ばなかった。
そして皐月賞、ダービーではM・デムーロという強力なパートナーを得たドゥラメンテが2冠達成。リアルスティールはそれぞれ2着、4着に終わった。
秋の休み明け神戸新聞杯は骨折明けとはいえ単勝1.9倍の勝たなければいけないレースだった。しかしジョッキーの判断ミスもあり逃げたリアファルを最後まで捕え切ることができずに2着に敗れてしまう。
そして本番の菊花賞は2番人気での出走となった。
福永騎手もラスト一冠へかける思いは強かったに違いないが、北村宏騎手の好騎乗に導かれ内から抜け出したキタサンブラックの前にまたもクビ差及ばず2着に終わった。
これで気づけば共同通信杯以来、勝ち星から遠ざかり5連敗となってしまった。
今後のローテーションは?
今後はジャパンC(11/29・東京)か香港C(12/13・シャティン)が視野に入れられている。
ジャパンCでは今回のメンバーに加えて一線級古馬との対戦となる。ラブリーデイ、ゴールドシップらさらに相手強化となり斤量を考慮しても厳しい戦いが予想される。
香港Cはどの馬が遠征するのか、海外馬も含めて未知数なので現時点では不明だ。
いずれにしても年内は1走、あっても2走だろう。
G1ではうっすらと壁が見えてきてしまったリアルスティール。今後戴冠を得るならさらなるパワーアップは必須だ。そのためにもG1ではなくG2・G3で勝つことを思い出す必要があるかもしれない。重賞勝ちの東京競馬場、菊花賞の一戦のみだが瞬発力の活かせる京都競馬場が合いそうで、そうなると京都記念あたりが最も勝つチャンスが高いのかもしれない。
その能力をさらに高め、レースで爆発させるのはどのレースになるのか。このままでは終われないリアルスティールの復活に期待したい。
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