2012/2/20競馬情報ニュース

★セントポーリア賞で競走を中止した1番人気ヴォードヴィリアンは最後の直線で右第1趾骨粉砕骨折を発症。予後不良となった。新馬戦を鮮やかに勝ち、活躍が期待されていた。父はアグネスタキオン。

★セントポーリア賞をメイショウスザンナに騎乗し1着となった武豊騎手はJRA通算17,000回騎乗を達成。岡部幸雄騎手の18,647回騎乗に次ぐ記録。

★19日京都6R新馬戦でウインサーガに騎乗し1着となったクウィリー騎手は来日1ヶ月にしてJRA初勝利を挙げた。この日はメーンの洛陽Sもトーセンレーヴで制した。なお、今回の短期免許での来日はこの日が最後。

★19日京都最終12Rで中館騎手騎乗のミヤビヘレネが最後の直線コースで競走を中止。ミヤビヘレネは急性心不全のため予後不良に。騎乗した中館騎手は、胸椎圧迫骨折の疑い、下顎部裂創と診断された。
また、同じく京都4R・障害未勝利でキュートシルフに騎乗し落馬した熊沢騎手は右下腿骨折、頭部打撲と診断された。

★19日東京で行われたフェブラリーS(4歳上・G1・ダ1600 )は岩田騎手騎乗の7番人気テスタマッタ(牡6・父Tapit)が後方追走から直線鋭く伸び、4番人気シルクフォーチュンに2馬身差をつけ優勝。さらに3/4馬身差の3着に2番人気ワンダーアキュート。1番人気トランセンドは7着、3番人気エスポワールシチーは5着。
勝ったテスタマッタは通算24戦6勝で09年ジャパンダートダービー以来のG1制覇。
1.テスタマッタ 1.35.4
2.シルクフォーチュン 2
3.ワンダーアキュート 3/4
4.ダノンカモン ハナ
5.エスポワールシチー 1
6.タガノロックオン 2.1/2
7.トランセンド 1.1/2
8.ケイアイテンジン クビ
9.ヤマニンキングリー 1/2
10.ライブコンサート 1/2
11.ヒラボクワイルド 1
12.グランプリボス ハナ
13.トウショウカズン 3/4
14.スマイルジャック 5
15.セイクリムズン 3/4
16.ナイキマドリード クビ

★19日京都で行われた洛陽S(4歳上・OP・芝1600)はクウィリー騎手騎乗の1番人気トーセンレーヴ(牡4・父ディープインパクト)が中団追走から直線伸び、2番人気トウショウフリークをクビ差交わして優勝。さらに2.1/2馬身差の3着に8番人気エーシンジャッカル。
勝ったトーセンレーヴは通算9戦5勝。兄姉妹にアドマイヤジャパン(京成杯)、アドマイヤオーラ(弥生賞など)、ブエナビスタ(JC、天皇賞・秋などG1・6勝)、ジョワドヴィーヴル(阪神JF)がいる良血。

★19日東京で行われたセントポーリア賞(3歳・500万下・芝1800)は武豊騎手騎乗の6番人気メイショウスザンナ(牝3・父アグネスデジタル)が4番人気ロジメジャーをハナ差抑えて逃げ切り勝ち。1番人気ヴォードヴィリアンは最後の直線コースで競走中止している。勝ったメイショウスザンナは通算7戦2勝。

★19日京都3歳未勝利(芝2000)は池添騎手騎乗の1番人気エアルプロン(牡3・父ディープインパクト)が優勝。2戦目で勝ち上がった。母はエアデジャヴー(クイーンS)で半姉にエアメサイア(秋華賞)がいる良血。

★19日メイクデビュー東京(芝1800)は内田騎手騎乗の1番人気キャノンシュート(牡3・父ハーツクライ)が先団追走から直線伸び、2番人気ミッキーナチュラルに1.1/4馬身差をつけ優勝。勝ったキャノンシュートの半兄はハンソデバンド(10年共同通信杯)。

★19日メイクデビュー京都(芝1600)はクウィリー騎手騎乗の3番人気ウインサーガ(セン3・父センノロブロイ)が5番人気ジョヴァンニに3/4馬身差をつけ優勝。1番人気スズカアーサーは5着。

★アルクオーツスプリント(3/31・メイダン・芝1000)にエーシンヴァーゴウ、ゴドルフィンマイル(同・AW1600)にダノンカモンが招待された。

★現地時間18日、豪・フレミントン競馬場で行われたライトニングS(G1・2歳上・芝直1000)はノレン騎手騎乗の1番人気ブラックキャヴィア(牝5・豪)が優勝。デビュー以来無傷の19連勝とし、同国メジャー地区の連勝記録に並んだ。前走11日のG1C・S・オーアSから連闘での出走で、次走は再度連闘となる25日のG1・フューチュリティSを予定している。