2017年上半期G1レース騎乗馬展望
キタサンブラックの春国内G1参戦決定、エアスピネルのマイル路線決定などある程度春の予定が見えてきました。そこで春のG1騎乗予定馬の展望を一覧でまとめます。
G1騎乗予定馬
日付 |
レース名 |
騎乗馬予想 |
2/19 |
フェブラリーS |
コパノリッキー |
3/26 |
高松宮記念 |
ドバイでアウォーディー騎乗馬予想 |
4/2 |
大阪杯 |
キタサンブラック |
4/9 |
桜花賞 |
リスグラシュー |
4/16 |
皐月賞 |
エアウィンザー,タガノアシュラ,タイセイスターリー,ジェニアル,サングレーザー |
4/30 |
天皇賞・春 |
キタサンブラック |
5/7 |
NHKマイルC |
タイセイスターリー,タガノアシュラ |
5/14 |
ヴィクトリアマイル |
スマートレイアー,レッドアヴァンセ |
5/21 |
オークス |
リスグラシュー |
5/28 |
ダービー |
エアウィンザー,タガノアシュラ,タイセイスターリー,ジェニアル,サングレーザー |
6/4 |
安田記念 |
エアスピネル |
6/25 |
宝塚記念 |
キタサンブラック |
古馬についてはヴィクトリアマイル以外ほぼ決まりでしょう。
そのヴィクトリアマイルですが、スマートレイアーは東京新聞杯で始動(武豊騎手はエアスピネルに騎乗予定)、レッドアヴァンセは今年初戦の新春SでM・デムーロ騎手が騎乗し2着と乗れるかどうか微妙ではありますが、今後有力なお手馬が表れなければどちらかになる可能性が高いと思います。
問題は牡馬クラシックを伴に戦うパートナーです。牝馬はリスグラシューがいるのでオークスまで乗るでしょう。
牡馬は今のところはエアウィンザーが有力でしょうか。福寿草特別の2着は痛かったですが次走に予定されているという共同通信杯で賞金加算できるかどうかがカギになります。
その他は正直ぱっとしません。
タガノアシュラは当初、きさらぎ賞で武豊騎手が騎乗する予定でしたが同日行われる東京新聞杯にエアスピネルが出走することになったので乗れなくなりました。替わって手綱をとる岩田騎手にもクラシックのパートナーは特にいないためそのまま継続騎乗という可能性が高そうです。
タイセイスターリーは前走のシンザン記念で急きょ乗り替わって2着になった馬でなかなか見どころがありそうでしたが、こちらも共同通信杯に出走予定ありとのこと。そうなるとエアウィンザーとの兼ね合いで騎乗できません。
個人的にはサングレーザーにも期待しているのですが、惜敗が続いたりつまずいて鐙が外れたりとなかなかうまくいきません。
最後の隠し玉はジェニアル。いろいろなところで最後の大物と取り上げられていますね。母はG1・3勝を挙げた名牝サラフィナで、武豊騎手びいきで知られるキーファーズさんの持ち馬です。前評判は高いようですが正直走ってみないとわかりません。
やはり今のところはエアウィンザーが最有力なのかと思われます。あと一歩が足らない印象ですがなんとか一皮むけてく欲しいですね。
とは言えまだ1月。これからどんな馬がどういった形で回ってくるかまだまだ分かりません。数か月後、どっちを選ぶか悩んでしまうくらいの贅沢な状況になっていてほしいですね。