武豊|今週の騎乗結果,レッドアヴァンセでエルフィンS勝ち


  • ★今週は土曜7鞍、日曜4鞍とさびしい乗鞍でしたが落とせなかったエルフィンSをレッドアヴァンセで勝利。桜花賞も見えてきました。

    2/6(土)武豊京都騎乗結果

    土曜日は京都で7鞍騎乗。レッドアヴァンセでエルフィンSを勝利しました。
    7鞍集まっていたものの、1番人気はこのレッドアヴァンセ1頭で、2番人気もやや被り気味の9Rサウンドアプローズのみ。その他は8,5,6,8,6番人気と微妙なラインナップだったのでこの結果は想定内です。

    土曜日注目レース、エルフィンSのレッドアヴァンセは父ディープインパクト、母エリモピクシーの良血馬です。
    兄にリディル(父アグネスタキオン)、クラレント(父ダンスインザダーク)、レッドアリオン(父アグネスタキオン)、サトノルパン(父ディープインパクト)と4頭の重賞ウィナーがいる活躍の約束された家系。エリモピクシーはサトノルパン以降は4頭続けてディープインパクトの仔を出しています。(レッドアヴァンセの下にもう1頭牝馬がいるようです。)

    今回は未勝利戦を大外一気の豪快な追い込みを決めての参戦でした。スタートを五分に出ましたが武豊騎手らしく前半無理をさせず後方で脚を溜めます。前半3F36.3秒というスローペースでしたが慌てず騒がずのどっしりとした追走から直線は前走同様大外へ。そこからは強く追うことなく脚を伸ばすと2着ダイアナヘイローに1.1/4馬身差をつけての完勝。ラスト3Fは11秒台が連続する上がり勝負でしたがここでは力の次元が違いました。
    前走騎乗したデムーロ騎手のアオイプリンセスが後ろにつけていたので嫌な感じもありましたがあちらはまったく反応せずでしたね。何かあったのか少し心配な負け方でした。

    ともあれこれで無事賞金を加算しました。今後のライバル馬次第ですが桜花賞直行でも出走できる可能性もあります。チューリップ賞を叩くのか直行か。今後の選択に注目ですね。

    武豊騎手「いや~強かったですね。スタートは速いタイプではないものの、今日は五分で出てくれました。ただ、この馬のスタイルを崩すのは避けたかったですからね。後方からリズム良く運ぶ形を選択し、ジックリと脚を溜めていきました。スローペースでしたが、こちらが焦って動いても仕方ありませんので、そこは慌てずに。追い切りで得た感触の通り仕掛けてからの反応は抜群で、直線に向いてからの手応えで勝てると思いましたが、追い出してから気持ち良く脚を伸ばしてくれましたね。
    …~…
    この後はステップレースを使うのか桜花賞に直接かは決まっていないとのことですが、僕自身も相当な能力を秘めた馬であることを感じ取ることができましたし、今日のパフォーマンスは本番も楽しみと思わせてくれるものでした。大きなタイトルを獲らせてあげられるように一緒に頑張りたいと思います」

    出展:tokyo-tc.com

    もう桜花賞はレッドアヴァンセで決めているかもしれませんね。個人的にはもう1,2戦ラルクの走りを見てみたい思いはありますが果たして!?

    2/7(日)京都騎乗結果

    日曜は4鞍のみとさびしい内容でした。
    その中でも注目だったきさらぎ賞のロイカバードはサトノダイヤモンドとの5億円対決再戦ということで盛り上がりを見せました。ただファンの方も正直初戦の内容から力の差は大きいのかなというのが本音だったのではないでしょうか。サトノダイヤモンド1.2倍、ロイカバード5.5倍の単勝オッズにもそれが表れていたと思います。

    最初からサトノダイヤモンドをマークする乗り方でしたが前半かかってしまいました。それでも4角まではサトノダイヤモンドの直後で手応えもよかっただけに追い出されてからの伸びが一息だったのは残念。
    TVで知ったのですが松永幹夫師はまだクラシックに管理馬を送り出したことがないということなので、もう1戦クラシックを睨んだ選択になるのか、距離を縮めてくるのか。こちらも次走の選択が気になります。

    ちなみにこのロイカバードの馬主は寺田寿男さんで他にキングストーン、レガーロ、ゴーントレットなどを所有している馬主さんです。てっきりキーファーズ所有馬かと思っていたのは私だけでしょうか(笑)

今週のマル秘予想