週刊あの馬は今!?


第2回:サムライハート
■牡 2002/4/9生れ
■血統
父サンデーサイレンス
母エアグルーヴ
兄弟姉妹
全姉アドマイヤグルーヴ(03年,04年エリザベス女王杯連覇。05年エリザベス女王杯3着など重賞5勝)
半妹ポルトフィーノ(父クロフネ・デビュー2連勝でエルフィンS1着)
半弟フォゲッタブル(父ダンスインザダーク・09年ステイヤーズS,10年ダイヤモンドS)
半弟ルーラーシップ(父キングカメハメハ・10年プリンシパルS)
■戦績
04年11月京都新馬戦:1着
04年12月エリカ賞:5着
05年10月500万下:1着
05年11月ドンカスターC:1着
06年3月アクアマリンS:8着
サンデーサラブレッドクラブでの募集価格は全40口で1口550万円(総額2億2000万円)と大きな期待を背負いデビュー。
デビュー戦は快勝するも、続くエリカ賞で5着に敗れ、10ヶ月の休養。長期休養明けながら条件戦を2連勝し、資質の高さを見せた。その後また5ヶ月の休養を挟み準オープンで8着。その後、再度休養に。1年以上復帰を目指したが、叶わなかった。
体質面の弱さから5戦のみで引退したが、その5戦ともに1番人気、また武豊騎手が全手綱を取ったことからも素質の高さが窺える。結局底を見せなかったわけだが、レース振りは目立ったものではなく、どのくらいの能力があったのかは分からず終いであった。
ちなみに同馬はあのディープインパクトと同期になる。ともに武豊騎手が主戦を勤めたわけだが、この馬がパンとしていたら、ジョッキーはどうしていたのか、またクラシックで対決していたらディープの3冠はあったのか・・・などの妄想が膨らむばかりである。

07年の引退後は、08年より優駿スタリオンステーションで種牡馬として繋養されている。
なお、09年優駿スタリオンステーションでの種付け頭数はキングヘイローの109頭を抑えてトップの114頭を記録するなど、その血統背景から人気となっている。
初年度産駒は11年にデビュー予定。
■種牡馬現況
09年度種付け頭数:114頭
09年度FEE:20万円(受胎条件)30万円(出生条件)
08年度種付け頭数:104頭