競馬情報ニュース2015/6/17
今週の重賞予想
- ★英国ロイヤルアスコット開催に行われるG1・プリンスオブウェールズS(芝10F)は、現地時間17日16時20分(日本時間18日午前0時20分)に発走となる。
出展:gressive.jp
今年は日本から天皇賞馬スピルバーグ(牡6・父ディープインパクト・藤沢和雄厩舎)がC・スミヨン騎手とのコンビで出走する。枠順も決まりスピルバーグは5番枠からのスタートだ。
ロイヤルアスコット開催とは?
6月の第3週にイギリス・アスコット競馬場で開催される。主催はイギリス王室で、ロイヤルミーティングとも呼ばれる。1711年に開催が始まり、ウィンブルドン選手権、全英オープンなどと並び、英国夏の大イベント。
かつては4日間の開催だったが、現在は5日間に渡り行われている。2005年にはアスコット競馬場の改修工事があったため、長いロイヤルアスコット開催史上はじめてヨーク競馬場で行われたが、この年は日本からゼンノロブロイがインターナショナルSに参戦し2着に健闘した。
また開催中は観戦客、報道陣にも様々な規約も。特定エリアに入るには袖付きシャツの着用、携帯電話の使用禁止、ハット着用、ジャケット・スーツでネクタイ必須などがある。
ロイヤルアスコット開催の日程は?
現在は5日間に渡り開催されているが、スピルバーグの参戦するプリンスオブウェールズS以外にも7つのG1レースが行われる。
▼1日目
クイーンアンS(4歳上・直線8F)
キングススタンドS(3歳上・直線5F)
セントジェームズパレスS(3歳牡セン・直線8F)
▼2日目
プリンスオブウェールズS(4歳上・10F)
▼3日目
ゴールドカップ(4歳上・20F)
▼4日目
コモンウェルスC(3歳・6F)
コロネーションS(3歳牝・8F)
▼5日目
ダイヤモンドジュビリーS(3歳上・直線6F)
プリンスオブウェールズSの展望
注目は何といってもスピルバーグの参戦するプリンスオブウェールズS。今年は10頭が出走予定だったが、昨年の米2冠馬カリフォルニアクロームがレース前日になり外傷を負ったため取消となり、9頭立てとなった。それでもライバル馬は多く、英大手ブックメーカーでは5番人気とスピルバーグの評価は高くない。
フリーイーグル(牡4)
G1勝ちはないものの、前々走エンタープライズSを圧勝。前走の英チャンピオンSでは3着に入り、G1初制覇を狙う「未完の大器」。
エクト(牡4)
13年G1・クリテリウムアンテルナショナルなど6連勝で昨年の凱旋門賞に出走。2番人気に支持されるも17着と大敗。それ以来の休み明けで、仕切り直しの一戦となる。
ザグレーギャッツビー(牡4)
仏ダービー、愛チャンピオンS覇者。前走はG1・タタソールズゴールドCでアルカジームの4着。
ウエスタンヒム(セン4)
G1勝ちはないが、前走G3・ブリガディアジェラードSを勝っての参戦。鞍上はデットーり。
クライテリオン(牡5)
今年のクイーンエリザベスSを勝つなどG1・3勝馬。前走クイーンエリザベス2世Cは3着。
ゲロショップ(笑)
ネーミングがアナウンサー泣かせ。
それなりに相手は揃ったが、これといった本命馬もいない。鞍上のスミヨン騎手がうまくエスコートしてくれれば日本馬初戴冠の可能性もありそうだ。
今週のマル秘予想